これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたペー ジで、会員以外には非公開です。
■トールペイント作家 楠田誓子さんの新刊『Alice in
Wonderland』(カラーフィールド)が10月5日発売。全ページ、楠田さんによる綺麗な絵・コラージュと再話で埋まった絵本。楠田さんのサイトは
https://www.iyo.ne.jp/matilda-rose/
■作曲家Peter Westergaardのオペラ『Alice in Wonderland』を収録したDVDが発売になった。オーケストラを使わず7人の歌手が41役と効果音をすべてこなすという変わった作品。
http://www.amazon.co.jp/dp/B003TLFCDC/
このオペラの記事は下記を参照。
http://www.nytimes.com/2006/06/21/arts/music/21alic.html
(木下信一)
■ジョナサン・ミラー版『Alice in Wonderland』が再リリースされた(Region 1)。
特典映像が凄い。
デニス・ポッターの映像が収録されたことだけでも買う価値がある。この映像の延長線上に『ドリームチャイルド』があるわけだから。
米国
amazonのURL は
http://www.amazon.com/dp/B002VXEC26/
(木下信一)
■キャロルも好きだったギルバート&サリヴァン脚本作曲のオペレッタ『ミカド』が上演される。喜歌劇『MIKADO』(ミカド)10/23
(土)・10/24(日)、永福町・Sonorium(ソノリウム)にて。
http://www.sonorium.jp/index.html
(木下信一)
■「ヤン・シュヴァンクマイエルBeginner's Fair」が8/31〜9/19まで東京・下北沢GAoh!で開催。地下のギャラリーでは2007年制作の作品や蔵書票を展示。1Fショップではポス
ター、ポストカード、DVD、絶版書籍等を販売。
http://gaoh.jp/gallery4.html?p=svankmajer
(木下信一)
■「Dear Alice展」が東池袋のギャラリー画天で7/1〜8/31まで開催された。アーティストSHUの最新作を中心に、版画やフィギュアなどのコレクションを展示。
http://www.gaten-project.co.jp/shu/news/shu_news2010_07_01.html
(安井泉)
■ニンテンドーDSiウェア『アクションパズルラビ×ラビ』(シルバースタージャパン)は、ちょっと変なうさぎリリを追いかけて不思議の国に迷い込んだアリスの脱出系アクションゲーム。9月1日配信開始。
http://www.inside-games.jp/article/2010/08/21/43867.html
(木下信一)
■慶應義塾大学の高宮利行名誉教授が西洋書物史のエッセイをインターネットで書いている。
「第5回 絵を描くアリス」では、アリス・リデルがスケッチを描く授業で一等賞を取ったときに、ジョン・ラスキンから贈られた本のことを紹介している。
http://www.timewithbooks.com/monthly_special/01takamiya/vol05/p01/p01.html
「第11回 キャロルがもらった本」では、ルイス・キャロルがラグビー校在学当時に優等賞にもらった本を紹介している。
http://www.timewithbooks.com/monthly_special/01takamiya/vol11/p01/p01.html
共に貴重な本の画像も見ることが出来る。
(木下信一・相原由美子)
■日経サイエンスの連載「パズルの国のアリス」(坂井公)はNo.103でも紹介したが、下記サイトにこれまでに連載内容が掲載されている。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/alice/index.html
(木下信一)
■米国で公開中の映画"Vampires Suck"は、ヴァンパイアものの青春映画「トワイライト」シリーズなどをパロディ化したコメディだが、この中でアリスが兎穴に落とされるシーンがある。
日本公開の予定はないが、以下のサイトの動画(trailerとclip)でそのシーンを見ることができる。
http://www.imdb.com/title/tt1666186/
(佐藤正明)