Drink Me & Eat Me Online(Autumn, 2023)

これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。

【会員のニュース】Member's Activity

■半那裕子さんが「第90回記念独立展」に出展
六本木の国立新美術館で10/18〜30(休館日10/24)に開催される「第90回記念独立展」に、半那裕子が今年もアリスをテーマにした作品を出展します。作品タイトルは「本の上のアリス」。150号(227cm×182cm)の大作です。
独立展へリンク
半那さんのこれまでの作品はこちら

【催し】Events

■展覧会「横尾忠則の不思議の国」(9/16-12/24)
兵庫県立美術館王子分館の横尾忠則現代美術館で、9/16から「Yokoo in Wonderland―横尾忠則の不思議の国」が開催中。
横尾作品のなかの「不思議」に着目し、現実の延長にあるもうひとつの世界をルイス・キャロル作「不思議の国のアリス」になぞらえて紹介する展覧会。
第1章「不思議の国」では、地底や海中、宇宙を舞台にした作品が、第2章では「鏡の国」と題して鏡やミラーイメージを用いた作品が、私たちを異世界へと誘います。そして、第3章「夢の国」では、横尾自身の夢をもとに描いた《夢枕》全43点を一堂に展示します。詳細は下記リンク先で。
(中島俊郎)
横尾忠則現代美術館へリンク

■ヒルトン東京『絵本の国のアリス』スイーツビュッフェ
ヒルトン東京(西新宿)1Fマーブルラウンジで「『絵本の国のアリス』スイーツビュッフェ」が9/5〜11/16に開催されている。まるで絵本の中に迷い込んだかのような摩訶不思議な世界観と、アリス着想の20種類以上のスイーツが楽しめる。料金は平日1名5,500円、土日祝日1名5,900円。予約はホームページから。
(この情報は門馬義幸さんを通じて古今東西雑貨店イリアスさんからいただきました)
ヒルトンへリンク

【公演】Performance

■劇団かかし座の影絵劇『ふしぎの国のアリス』(さいたま市 プラザノース ホール、2023.9.24)
2021年8月(横浜市)と2023年2月(逗子市)に上演された影絵劇『ふしぎの国のアリス』が再演された。俳優3名と影絵人形が共演する作品。

(門馬義幸)
プラザノースへリンク
劇団かかし座(ダイジェスト・ムービー)へリンク

【古書】Old Book

■絵物語『ALICETOPIA アリストピア』
倒産していまはない出版社パロル舎から2000年に発行された、天沼春樹・文、大竹茂夫・画の『ALICETOPIA アリストピア』という不思議な絵本を古本屋で見つけました(定価1400円+税、36ページ、19.5×18.1cm)。『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』をモチーフにした、大人向けの幻想絵物語です。少女アリスが地下鉄に乗って「迷路の町」にたどり着き、さまざまな場所を巡り、おかしな生き物たちに出会います。キノコの上の賢者、トゥイードル家の双子の姉妹、ティーレス・ティーパーティ、見える猫と見えざる猫、ジャバウォッキーの城、ハンプティー・ダンプティの廃墟、等々。天沼春樹のストーリーはナンセンス満載です。大竹茂夫が描く奇妙奇天烈な生き物たちは、なんとも言えない魅力があります。表紙から奥付まで約30枚の絵にはすべてタイトルがつけられており、画集といってもいいかもしれません。こんなアリス本が日本にあるというだけでうれしくなります。23年前の本ですが、当時協会のどなたかが紹介しているかもしれませんね。
(佐藤正明)
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