Drink Me & Eat Me Online（Winter, 2024）

これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。

【会員のニュース】Member's Activity

■「エドワード・ウェイクリング氏　逝く」
吉本和弘さんがご自分のブログ「吉本新奇劇」に、9月9日に亡くなったエドワード・ウェイクリングさんを追悼する標題の書き込みを掲載しました。
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【出版物】Publications

■アリスのタロット発売
『ディズニーふしぎの国のアリス　タロット』（河出書房新社、3,300円）が発売になりました。ミネルヴァ・シーゲル著、鏡リュウジ監訳、上杉隼人訳。128ページの日本語解説ブック付き。
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発売記念フェアが東京・神田神保町の書泉グランデで11月31日まで開催されました。『不思議の国のアリス』の単行本、文庫、ビジュアル本、関連書籍、ぬり絵なども販売。
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（この情報は神田神保町の夢野書店さんから、門馬義幸を通じていただきました）

■アリスアブに関する記事
雑誌『望星』10月号の昆虫学者小松貴さん連載の「虫めづる奇人の回想56」でアリスアブが取り上げられた。アリスアブはハナアブの仲間で、「アリス」という名の由来は丸っこい背格好と黒目がちでつぶらな瞳をした愛くるしい風貌のゆえではなく、孵化した幼虫がアリの巣に侵入し、アリの幼虫や蛹を栄養源にして冬越しをするからである。「最近、アリスアブをアリノスアブと表記する昆虫図鑑等が散見されるようになった。が、孵化した幼虫がアリの穴に落ちるが如く入っていく生態がまさに「不思議の国のアリス」なので、私は前者の読みに頑として拘る。これをアリスと呼ばずに何と呼ぶ。」と筆者は書いている。
（門馬義幸）

【催し】Events

■オハイオ州の大学図書館で半那裕子さんの作品を紹介
米国オハイオ州のCase Western Reserve大学にあるKelvin Smith図書館で、"The Many Faces of Wonderland"と題した蔵書の企画展示が2023年9月〜12月まで開催されている。その中で会員の半那裕子さんの作品が紹介されています。
（August A. Imholtz）
企画展示内容へリンク

■横浜人形の家　企画展「ALICE×DOLL ―不思議の国のアリスと人形―」
《横浜人形の家》の3階企画展示室で2023/10/28-2024/01/28に標記アリス展を開催（開催時間・休館日はリンク先を参照）。観覧料：大人1,000円。「不思議の国のアリス」の日本における受容とその歴史について紹介し、更に現代で活躍する人形をモチー フとした作家 16名の新作・旧作を展示。アリスを独自の解釈として表現する16名の作家は、陶器 (ビスクドール)、 紙 (張子)、布(ぬいぐるみ)、石塑 (球体関節人形) など様々な素材で制作されています。
（情報提供：古今東西雑貨店イリアスさん）
横浜人形の家へリンク

■国立国会図書館　国際子ども図書館展示会「おいしい児童書」（10/1〜12/24）
国際子ども図書館で展示会「おいしい児童書」が開催された。国際子ども図書館の所蔵資料から、「食」にまつわる国内外の児童書を展示。「つくる」、「たべる」、「かんがえる」という3つの切り口から、「食」を描いた児童書を取り上げました。入場無料。
場所：上野・国際子ども図書館 レンガ棟3階本のミュージアム（JR上野駅公園口から徒歩10分）
会期：10/1（日）〜12/24（日）（休館日：毎週月曜日、国民の祝日・休日、毎月第3水曜日）
展示書籍235冊の中には《ファンタジーの食卓》として、Alice's Adventures in Wonderland、The Nursery "Alice"、『アリス物語』（菊池寛・芥川龍之介訳）も含まれています。
（情報提供：古今東西雑貨店イリアスさん）
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【その他】Other

■タダジュン作「不思議の国のアリス」蔵書票
版画の技法を使って書籍や雑誌のイラストレーションを中心に活動している版画家・イラストレーター　タダジュンさんが銅版画で「不思議の国のアリス」の蔵書票（EXLIBRIS）を作成しました。シート約105x115 mm／版画部分約70x70mm。1,100円（送料別）。
（情報提供：古今東西雑貨店イリアスさん）
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