これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたペー ジで、会員以外には非公開です。
■宮垣弘さんが自己のホームページにキャロルの手紙の1通を訳載した。エレン・テリー宛てに、シェイクスピアの「から騒ぎ」を見た後に出したもの。
http://www.alice-it.com/wonderouserland/shakemuchado.html
■西日本支部長の下笠徳次さんが、12月2日、福岡県大牟田市の三池カルタ・歴史資料館で、2つの「アリス」の物語について講演した。
http://blog.livedoor.jp/karuta_rekishi/archives/1794163.html
(木下信一)
■中島俊郎さんらが翻訳したルーシー・ワースリー『暮らしのイギリス史 王侯から庶民まで』(NTT出版)が1月25日に出版される。
http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002239
(木下信一)
■松村昌家編『日本とヴィクトリア朝英国―交流のかたち―』(大阪教育図書
2,940円)が2012年11月発売。中島俊郎さんのエッセイ「文化の基層をもとめて――A.B.ミットフォード」が収載されている。
http://www2.osk.3web.ne.jp/~daikyopb/book/info_kenkyu/nihonn_to_victoria.html
(木下信一)
■ルイス・キャロルのJabberwocky and Other
Nonsense: Collected Poems(ジャバウォッキーその他のナンセンス:詩選集)が英国のペンギン・クラシックスから
ハードカバーで発売された。ペーパーバックは2013/9/5発売。
http://www.amazon.co.jp/dp/0141195940/
この本にダブル・アクロスティックという形式のなぞなぞ唄が2編入っている。巻末の答えに付された解説に「エドワード・ウェイクリングと高屋一成がこのダ
ブル・アクロスティックの問題を解いた(2007年発行、日本ルイス・キャロル協会ジャーナル『ミッシュマッシュ』第9号参照)」と記されている。
■『ルイス・キャロル (POCKET
PHOTO)』(渡辺滋人訳、創元社、1,470円)ルイス・キャロルが撮影した家族や友人、子供たちの写真の代表作59点を収載したポケットサイズの写
真集。ほかに解説文や年譜、展覧会情報などを収める。解説の最後に、「この序文を読んで助言をくれたエドワード・ウェイクリングに感謝します」とある。
http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=70092
(木下信一、門馬義幸)
■エリザベス・シューエル『ノンセンスの領域』が復刊された(白水社、6,090円)。キャロル、リアを素材にしたノンセンス論。高山宏セレクション〈異
貌の人文学〉シリーズの1巻。付録としてユリイカ1981年5月号掲載の「ルイス・キャロルの作品と現代世界にみるノンセンス・システム」が新たに再録さ
れた。巻末解説は書き下ろし。
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=08302
(木下信一)
■飯沢耕太郎『フングス・マギクス 精選きのこ文学渉猟』(東洋書林、2,520円)文学に現れるきのこについて紹介し論じるエッセイ。第1章は「アリス
と魔法のきのこ」。『不思議の国のアリス』第5章について書かれている。
http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887218055
(木下信一)
■雑誌「おはよう奥さん」2013年2月号(学研パブリッシング、580円)の付録に60cm×37cmの「不思議の国のアリスどデカバッグ」がついてい
る。
http://hon.gakken.jp/magazine/02243
■Web版The New York Times(12/10)のThe Crossword Blogに”Alice in Math
Wonderland”と題して、数学博物館開館に絡めてアリスのパロディによるパズルが掲載されている。英協会のMark
RichardsさんのFacebookからの情報。
http://wordplay.blogs.nytimes.com/2012/12/10/alice/
(木下信一)
■Alice in Wonderland {Lewis Carroll}
Library on CD(Vintage
Literature、2011年)アリス、キャロル関連の古い本をスキャンしてPDF形式で収めたCDが発売された。1876〜1923年に出版された
21冊を収める。加えて、テニエル、ラッカムほかの6人の挿絵画家によるアリスの挿絵201点をjpegで収載。詳細は下記サイトで。eBayでも販売さ
れている。
http://www.vintageliterature.ca/pd-alice-in-wonderland-lewis-carroll-library-on-cd.cfm
http://www.ebay.com/itm/260757093074?ssPageName=STRK:MEWAX:IT&_trksid=p3984.m1423.l2649
(佐藤正明)
■『鏡の国のアリス』の白の騎士を題材にした宮部みゆきの『白い騎士は歌う』(『心とろかすような―マサの事件簿』第3話)がTBSテレビでドラマ化さ
れ、『パーフェクト・ブルー』第4話として10月29日に放送された。
http://www.tbs.co.jp/perfect-blue/
ドラマで使っている洋書は講談社英語文庫『鏡の国のアリス』。また、原作の創元推理文庫版『心とろかすような―マサの事件簿』と『パーフェクト・ブルー』
の表紙、挿絵は会員のひらいたかこさんによるもの。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488411022
(門馬義幸、佐藤正明)
■BSフジの小学生向けの食情報番組「We
Can☆47」の12月2日放送の〈本のごちそう〉のコーナーで早稲田大学の市川真人先生が岩波少年文庫『鏡の国のアリス』を紹介した。
http://wecan.fujitvkidsclub.jp/contents/books/
(佐藤正明)
■映画『アリス・イン・ワンダーランド』の続編製作が始動。前作に引き続きリンダ・ウールヴァートンが脚本を執筆とのこと。
http://www.imdb.com/title/tt2567026/
(木下信一)
■水谷豊主演の刑事ドラマ「相棒 season11」(テレビ朝日)元旦スペシャルのタイトルは「アリス」。半世紀前の少女失踪事件の解決に、スクラッ
プ・ブックに貼られた「不思議の国のアリス」のテニエルのマッド・ティーパーティの挿絵が鍵になる。
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/11.html
(佐藤正明)
■Web版The New York
Times(10/29)に「劇作家のワンダーランド アリスに触発されて」と題した演劇批評が掲載された。Kara Lee
Corthron作の『アリス・グレース・アノン』AliceGraceAnonの
レビュー。サイケデリックな夜会に招待されたアリス、グレース、アノニマス作家のやりとりを描いた作品。San
Francisco在住のLynette Sounionさんからの情報。
http://theater.nytimes.com/2012/10/30/theater/reviews/alicegraceanon-by-kara-lee-corthron-at-irondale-center.html
(門馬義幸)
■別役実作、兵庫県立ピッコロ劇団によるコメディ『不思議の国のアリスの帽子屋さんのお茶の会』が12月21・22日、西宮の兵庫県立芸術文化センター阪
急中ホールで再演された。
http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/troupe/history/
(木下信一)
■アリスの絵を含む展示会「ALL Star's アートフェスティバル」が9月21日〜24日、長岡で開催された。
http://www.tokky.jp/admin/cocolo/oshirase/pdf/2_20120915130141628.pdf
(栗田研)
■名古屋にある絵本キャラクター専門店『ブレーメン・コレクション』でイベント「読書会 −アリスを原書で読み解く!−」が開催された(10月17日〜1
月9日)。Alice’s Adventures in Wonderlandを12週にわたって読みこんでいくというもの。
http://www.bremen-cr.jp/funroom/salon_alice.html
(和泉佑佳)
■展覧会「幻想の国のアリス」が銀座のスパンアートギャラリーで12月12日〜25日に開催された。宇野亜喜良、トレヴァー・ブラウン、長谷川友美ほか
13名の作品を展示。
http://www.span-art.co.jp/exibition/201212alice/index.html
(門馬義幸)
■アリスをテーマにした展示会「Pico.主催 アリス展」が2月16・17日、原宿デザインフェスタギャラリーWEST
1-Fで開催される。会員の石川千尋さんも出展。
http://www.frankenji.com/pico/pico_alice.htm
■高円寺のギャラリー「アリスと豆の木」で1月26日〜2月17日まで公募展【New year ALICE
2013】が開催される。会員の大國孝正さんの作品も2点展示される。ブックレットは、大國英子さんが作成協力。
http://www.alicetomamenoki.com/
(門馬義幸)
■アフターヌーン・ティーでアリスをモチーフにしたアイテムの第二弾が10月9日から販売開始。オンラインショップでも販売。
http://shop.afternoon-tea.net/special/alice_in_wonderland/
(佐藤正明、和泉佑佳)