これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。
■松村昌家編『日本とヴィクトリア朝英国―交流のかたち―』(大阪教育図書、2,940円)が2012年11月発売。中島俊郎さんのエッセイ「文化の基層をもとめて――A.B.ミットフォード」が収載されている。(記事再掲)
http://www2.osk.3web.ne.jp/~daikyopb/book/info_kenkyu/nihonn_to_victoria.html
(木下信一)
■Illustrating Alice: An International Selection of Illustrated Editions of Lewis Carroll's Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glass(Artists Choice Editions)3月3日発売。千森幹子さんが"Alice in Japan"を執筆。
http://www.amazon.co.uk/dp/0955834376
■白井澄子・笹田裕子編著『英米児童文化55のキーワード(世界文化シリーズ別巻)』(ミネルヴァ書房、2,625円)に夏目康子さん、川端有子さんが執筆。
(木下信一)
■エリザベス・R・エパリー編『赤毛のアン スクラップブック』(河出書房新社、2,940円)が川端有子さん編著・訳で発刊された。
(木下信一)
■会員の洋画家、半那裕子さんの画集『Alice's Adventures in Wonderland 不思議の国のアリス』(Hannalice、16,800円)が12月25日に刊行。
http://hannalice.com/book.html
■本誌117号 で紹介された草間彌生のAlice's Adventures in Wonderland(Penguin Classics版)が楠本君惠さんの訳で出版される。タイトルは『不思議の国のアリス with artwork by 草間彌生』(グラフィック社刊、本体価格2,500円)、7月25日発売 (アマゾン、書店では7月初旬から購入可能)
■稲垣足穂『黄漠奇聞』の元ネタになっているアイルランドの幻想小説作家ロード・ダンセイニの短編『バブルクンドの崩壊』が、佐藤正明訳で東雅夫編『幻想小説神髄』(ちくま文庫、1,365円)に収載された。
■Alice’s Adventures in an Appalachian Wonder-land, translated into Appalatchan Dialect by Byron W. Sewell and Victoria J. Sewell (Evertype, 2012) アメリカのアパラチア方言で書かれた『不思議の国のアリス』です。登場人物(動物?)や作中の詩もアパラチア地方でなじみのあるものに置きかえられています。どのように代わっているかは読んでからのお楽しみです。語彙はむずかしいものもありますが、日本人とヨーロッパ人の読者のために、巻末にSewell氏編集の用語解説もあります。アリスの物語を知っている私達にはわかりやすい内容だと思います。著者のSewell氏ご夫妻は読者には是非、声に出して読んでほしいとのことです。挿絵もテニエルの絵を基にByron Sewell氏が描いています。前書きは日本ルイス・キャロル協会会員でもあるAugust A. Imholtz氏が担当しています。アマゾンからも購入できます。
http://www.amazon.co.jp/dp/1782010106/
(門馬義幸)
■『こども部屋のアリス』清川あさみ絵/金原瑞人訳(リトルモア、1,785円)が3月8日に発売。
http://www.littlemore.co.jp/store/products/detail.php?product_id=857
銀座のポーラミュージアム アネックスでは「清川あさみ『こども部屋のアリス』絵本原画展」(3月8日〜4月7日)を開催。
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/archive/detail_201303.html
(木下信一、門馬義幸)
■狩野アユミ『俺アリス 〜男女逆転〜1』(ジーンコミックス、560円)目を覚ますと不思議の国でアリスになっていた俺がハートの王の城を目指すコミック。
http://www.amazon.co.jp/dp/4840150184/
(木下信一)
■『コミックアンソロジー極 不思議の国のアリス』(スクウェア・エニックス、600円)アリスをテーマにした6作品を収めるアンソロジー。
http://www.amazon.co.jp/dp/4757538081/
■雑誌「おはよう奥さん」2013年2月号(12月28日発売、580円)の付録は「不思議の国のアリス どデカバッグ 60cm×37cm」
http://www.amazon.co.jp/dp/B00AN572GW/
(佐藤正明)
■雑誌「ディズニーファン」2013年2月号(12月22日発売、780円)の表紙はアリスです。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00AIVXRZ6/
(門馬義幸)
■有栖川有栖の『線路の国のアリス』が「小説新潮」2013年5月号(1,000円)に掲載されています。なお、ペンネームの有栖川有栖の有栖は『不思議の国のアリス』からとっています。
http://www.shinchosha.co.jp/shoushin/newest/
(門馬義幸)
■少女向け雑誌「Zipper」2013年6月号(630円)の付録2WAYトートバッグの図柄はアリスです。
http://www.zipper.jp/
(森万紀子)
■毎日新聞4月7日(日)「今週の本棚」の中のコラム「昨日読んだ文庫」で谷川俊太郎が、ちくま文庫『ルイス・キャロル詩集』中の「不思議の国のなぞなぞ」を紹介した。
(佐藤正明)
■ケイト・ドーニング主演のAlice in Wonderlandは、英国BBC放送で1986年に製作され、NHKでも1988年に短縮版が放送されたが、ビデオやDVDは未発売だった。ようやく3月12日に米国BBC WarnerからDVDが発売された。リージョン1、英語字幕あり。
http://www.amazon.com/dp/B00B1LM77G/
同時にAlice through the Looking-Glass(1973年、サラ・サットン主演)のDVDも発売された。
http://www.amazon.com/dp/B00B1LM758/
(佐藤正明、木下信一)
■水谷豊主演の刑事ドラマ「相棒 season11」(テレビ朝日)元旦スペシャルのタイトルは「アリス」。半世紀前の少女失踪事件の解決に、スクラッ プ・ブックに貼られた「不思議の国のアリス」のテニエルのマッド・ティーパーティの挿絵が鍵になる。(記事再掲)
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/11.html
■『アリス・イン・ワンダーランド』(フジテレビ)が3月16日に地上波で初放送。吹き替えは劇場公開版とは異なるフジテレビ版(翻訳者は同じ)。アリスの声は坂本真綾。赤の女王と白の女王の声は、フジテレビ女性アナウンサーのオーディションで選ばれた島田彩夏と高橋真麻。
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2013/130312-089.html
(佐藤正明、木下信一)
■リプトンリモーネのテレビCM『リプトンリモーネ 木村カエラ ティーパーティー篇』は木村カエラがアリス、白うさぎ、帽子屋の前で紅茶を注ぐ。映像は下記URLで。
(リンク切れ)
(門馬義幸、木下信一)
■スウェーデンの音楽家Kristian Scheiblecker が、キャロルの詩を音楽化し録音している。キャロルについての解説はEdward Wakelingが書いている。
http://journeys.se/lewiscarroll.html
(木下信一)
■全日空の機内オーディオ番組の9CH オールナイトニッポンClassicsのチャンネルで、3月はJefferson AirplaneのWhite Rabbitが流れた。
(門馬義幸)
■演劇Peter and AliceがロンドンのNoel Coward Theatreで6月1日まで上演されている。1932年にアリス・リデル・ハーグリーヴスとピーター・リューリン・デイヴィス(『ピーター・パン』成立に影響を与えた5兄弟のひとり)が出会う物語。因みにアリス役のJudi Denchとピーター役のBen Whishawは007映画『スカイフォール』でM役とQ役で共演している。
http://www.timeout.com/london/theatre/peter-and-alice
(木下信一)
■英国ロイヤル・バレエ団2013年日本公演『不思議の国のアリス』(No.117既報)のチケットが2月16日から一般販売になっている。上演は上野・東京文化会館にて7月5〜7日。
http://www.nbs.or.jp/stages/1307_royal/alice.html
(夏目康子)
■東京・高輪の「サロン ド オキュルス」で1月27日に小野塚力による講演会「不思議の国のアリスとドード鳥」が開催された。
http://www14.plala.or.jp/oculus/salon.html
(佐藤正明)
■高円寺のギャラリー「アリスと豆の木」で1月26日〜2月17日まで公募展【New year ALICE 2013】が開催された。会員の大國孝正さんが作品を2点出展。会場で販売されたブックレット『ルイス・キャロル アリスを書いた男』は大國英子さんが執筆。(記事再掲)
http://www.alicetomamenoki.com/
(門馬義幸)
■長谷川友美の個展「やわらかな夜」が銀座の「スパンアートギャラリー」で1月28日〜2月2日まで開催。アリスをテーマにした作品も出展。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.421306477950021.99350.126057910808214
(門馬義幸)
■渋谷・東急Bunkamuraギャラリーで「アリス幻想綺譚〜異端アーティストたちによる、耽美で妖しい『不思議の国のアリス』〜」が3月1日〜10日まで開催された。
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/130301alice.html
(門馬義幸)
■サンリオピューロランドで「ハローキティのアリスフェスティバル」が7月9日まで開催中。4月20日からミュージカル『不思議の国のハローキティ』を上演。「The Nursery Alice 子供部屋のアランデル」のコーナーでは会員のcoco.さんをはじめとするアリスモチーフの作品を販売。4月21日と6月16日にはcoco.さんが「アリスの“飛び出す”グリーティングカード製作教室」を行う。
http://www.puroland.co.jp/event/2013_alice/
http://www.puroland.jp/event/coco
(門馬義幸、矢澤康子)
■東京ディズニーランド開園30周年を記念して4月15日より新パレード「ハピネス・イズ・ヒア」が開催されています。「不思議の国のアリス」のフロートも登場です。トランプの兵隊、大きな女王陛下のオブジェ、王様も初お目見えです。ぜひディズニー・アリスの世界をお楽しみください。
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/special/happinessyear/tdl_show/
(竹田洋子)
■宝島社から2月5日に「不思議の国のアリス ステーショナリーセットBOOK」(大型本、1,500円)発売。一筆箋、ふせん、ポーチ、切手型ステッカー、ボールペンのセット。
http://www.amazon.co.jp/dp/4800205662/
(佐藤正明)
■タカラトミーからリカちゃんのアリス服「ふしぎなくにのリカちゃん」発売。
http://www.takaratomy.co.jp/products/lineup/detail/licca459736.html
(森万紀子)
■カネボウ「サラ シャンプー&コンディショナー」のディズニーデザイン限定セット『ふしぎの国のアリス』(3種)が2月1日に発売。
http://www.sala-sala.jp/brand/disney/index.html
(佐藤正明)
■ユニクロがディズニーとコラボでTシャツを発売。アリス柄はWOMENで3種各2色。
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/075326
(大國英子)
■通信販売のFelissimoが「世界の童話を楽しむコスチュームセット」を販売。アリス、ドロシー、白雪姫、赤ずきんの4セットで、月1セット9,800円。
http://feli.jp/s/cospress/1/
■アパレルのInnocent Worldが金子國義とのコラボでアリス柄の新製品を発売。サンフランシスコのLynette Sounionさんからの情報です。
http://innocent-w.jp/15th/info.html#15th4-2
(門馬義幸)