これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。
■萬里アンナ『人形の国のアリス』（小学館、1,512円）８歳の誕生日を前にしたアリスが人形の国で大冒険。（佐藤正明）
■楠田誓子『不思議の国のアリス コラージュブック』（グラフィック社、1,620円）アリスを描き続けている画家による絵とコラージュ作品で綴るクラフトブック。
http://www.amazon.co.jp/90/dp/4766127757/
この出版を記念して7月8日〜14日に阪急うめだ本店で「楠田誓子の『不思議の国のアリス』展 in 大阪」とワークショップが開催された。（木下信一、安井泉）
http://www.as-bridge.jp/event/ev0006.html
■ルイス・キャロル『子ども部屋のアリス』（安井泉訳・解説、七つ森書館、1,728円）。安井会長による新訳。子どものために書かれてはいるのですが、大人にとっては『不思議の国のアリス』を読み解くヒントがいたるところに書かれている。（佐藤正明）
http://www.pen.co.jp/index.php?id=769
■Byron W. Sewell編注 Selections from the Lewis Carroll Collection of Victoria J. Sewell (Evertype)。前書きEdward Wakeling。（門馬義幸）
http://www.amazon.co.jp/dp/1782011013/
■同志社女子大学英語英文学会の夏季公開講座が今出川キャンパスで開催され、7月26日に千森幹子さんの講座「『アリス』に見る少女像の変遷―テキスト・翻訳・イラストから」があった。（木下信一）
http://egakkai-dwcla.com/kakikoza/
■coco.こと矢澤康子さんの個展「ここ展６ *The Golden Afternoon*」が7月2日〜31日まで、茗荷谷のギャラリー・カフェ「ユウ」で開催された。会期中の7月3日に同カフェで毎年恒例の『アリスの不思議なお料理会』が開かれた。今年のメニューは「こしょうはもうたくさんスープ」「豹とフクロウのパイ」「小石もどきケーキ」の３品。（安井泉）
http://u-u-art-gallery.blog.so-net.ne.jp/archive/201507-1
■半那裕子さんの作品「不思議の国」が東京都美術館の第69回女流画家協会展（6月29日〜7月5日）に出展された。室内を漂うアリスを描いた大作。（門馬義幸）
■10歳までに読みたい世界名作 11巻『ふしぎの国のアリス』（石井睦美編・訳／横山洋子監修／森川泉絵、学研教育出版、950円）。挿絵が豊富。冒頭にストーリーの紹介とアリスの身長が絵巻風に描かれている。（木下信一）
http://hon.gakken.jp/book/1020418700
■Cha Tea 紅茶教室著『図説 ヴィクトリア朝の暮らし〜ビートン夫人に学ぶ優雅な英国流ライフスタイル』（河出書房新社、1,944円）（木下信一）
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309762333/
■長谷川友美『The Longest dream』（書苑新社、2,970円）アリスをモチーフにした作品に自ら物語を添えた初画集。出版記念展『The Longest dream』が銀座のスパンアートギャラリーで4月20日〜25日に開催された。（門馬義幸）
■矢部美智代『どうわえほん ゆめのプリンセス』（宝島社、1,512円）プリンセスの童話21話集めた絵本。『ふしぎのくにのアリス』も収められている。（波々伯部広子）
http://www.amazon.co.jp/dp/4800240727
■ジョン・フィッシャー『アリスの国の不思議なお料理』（開高道子訳、河出書房新社、2,160円）が復刊された。（木下信一）
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309285283/
■桑原茂夫『不思議の国のアリス 完全読本』（河出文庫、886円）アリスのガイドブック。（木下信一）
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309413907/
■ポプラポケット文庫『ふしぎの国のアリス』が西田佳子の新訳に変わる。あわせて佐野真奈美訳で『鏡の国のアリス』が発売になる。（9月7日発売、共に778円）（木下信一）
http://www.hanmoto.com/jpokinkan/bd/9784591146538.html
http://www.hanmoto.com/jpokinkan/bd/9784591146545.html
■ファッション・ムック『ゴシック＆ロリータバイブル』Vol.56（モール・オブ・ティーヴィー、1,306円）はアリスの特集号。（門馬義幸）
http://www.fujisan.co.jp/product/1209023/b/1233202/
■ユリイカ 2015年7月臨時増刊号『総特集◎金子國義の世界』（青土社、2,052円）。今年3月16日に78歳で亡くなった金子國義の特集。（門馬義幸）
http://www.seidosha.co.jp/index.php?9784791702909
■Selwyn Goodacre, Elucidating Alice: A Textual Commentary on Alice’s Adventures in Wonderland (Evertype) Alice's Adventures in Wonderlandに各章の概説と全ページ計635項目の注釈を付けた労作。（門馬義幸）
http://www.amazon.co.jp/dp/1782011056/
■Alice's Adventures in Wonderland: 150th Anniversary edition （(Princeton University Press、9月29日発売予定）サルヴァドール・ダリの挿絵12枚を収録している。（木下信一）
http://www.amazon.co.jp/dp/0691170029/
■Vanessa Tait, The Looking Glass House. ルイス・キャロルとリデル家、Golden Afternoonが絡む小説で、主役は家庭教師のミス・プリケット。作者はアリス・リデルの曾孫。（木下信一）
http://www.amazon.co.jp/dp/1782396543/
■BBC Learning EnglishのDramaサイトでアリスが英語学習の教材になっており、テキストと音声が無料でダウンロードできる。（加賀見佳奈子）
http://www.live.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/drama/
■劇団M.M.Cによるミュージカル『アリス』が8月8日、練馬文化センターで上演された。（宮垣弘）