Drink Me & Eat Me Online(Autumn, 2015)

これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。

【会員のニュース】Members' Activities

■ひらいたかこさんのカレンダー『アリス in カレンダーランド 2016』(絵本館、1,296円)が9月25日に発売です。
http://ehonkan.co.jp/ehon/calendar/333.html#more
(門馬義幸)

■半那裕子さんがアリスの絵を出品される絵画展の情報です。
『半那裕子小品展―アリスの一日―』9月28日〜10月3日、銀座7丁目「光画廊」にて。
『第83回独立展』10月14日〜26日、六本木「国立新美術館」にて。

【書籍・雑誌】Books and Magazine

■150人のイラストレーターが描いたアリスの画集『150 Alice』が今年12月に出版される予定。これはモンゴルの子供たちの美術教育を支援するプロジェクトにより企画されたもの。海外会員で北米ルイス・キャロル協会前会長のMark Bursteinさんからの情報です。
http://www.lewiscarroll.org/2015/07/01/gorgeous-wonderland-with-150-illustrators/
(門馬義幸)

■藤井繁『ルイス・キャロルとノンセンス文学』(コプレス、1,296円)。
http://www.amazon.co.jp/dp/4906808085/
(門馬義幸)

■とびだすパノラマ絵本『ふしぎの国のアリス』(大日本絵画、1,080円)。グラハム・ベイカー=スミス画による英国ロイヤルメール発行の記念切手『不思議の国のアリス』のデザインをもとに制作された、函入りの小さな絵本。
http://www.amazon.co.jp/dp/4499286263/
(佐藤正明)

■『不思議の国のアリス・ミステリー館』(河出文庫、799円)。1988年に出た『不思議の国のアリス・ミステリー傑作選』の改題・復刊。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309414027/
(木下信一)

■ニック・ハーカウェイ『エンジェルメイカー』(ハヤカワ・ミステリ、3,024円)。杉江松恋による巻末解説に「本書には明らかにルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』をなぞった部分があり(前述の二人組はトゥイードルダムとトゥイードルディーを連想させる)、不条理な世界に主人公を投げ込む、という趣向から迷路のような地下世界や施設なども登場する」とある。
(佐藤正明)

■沖田知子『アリスのことばの不思議―無茶会の謎解き―』が「學士會会報」No.914(2015-V)pp.58-63に掲載された。稲木昭子・沖田智子『アリスのことば学―不思議の国のプリズム―』(大阪大学出版会)第7章の抜粋。
(佐藤正明)

【映画】Movie

■ジョニー・デップ主演の映画『アリス・イン・ワンダーランド』の続編が製作中。タイトルはAlice Through the Looking Glass。脚本は前作と同じリンダ・ウールヴァートン。公開されているストーリーライン:ワンダーランドで目覚めたアリスは、邪悪な「時の王」が時計の針を進めてワンダーランドを荒廃した不毛の世界に変えるのを阻止するために、未知の新世界で魔法の笏をとりもどす旅に出る。さらに、新しい仲間たちの力を借りて、アリスはハートの女王を王座にもどそうという邪悪な企みをも暴露する。日本公開は2016年7月1日。下記サイトでアリス役のミア・ワシコウスカのインタビューとイメージ・フォトを見ることができる。
http://www.imdb.com/title/tt2567026/
(佐藤正明)

【催し】Event

■特別展「オルゴールで楽しむ“不思議の国のアリス”」が神戸市・六甲オルゴールミュージアムで開催中。
前期(7/10〜9/2)迷い込む絵本の世界(吉田稔実)
後期(9/4〜11/23)切り絵で描くモノクロームの幻想(横山路漫)
http://www.rokkosan.com/museum/event/20150610_8308/
(門馬義幸、三村明)

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