これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。
■日経新聞12月5日朝刊の文化欄に会員の高橋洋子さんの記事「教育紙芝居めくる旅◇創始者・高橋五山の知られざる足跡をたどる◇」が掲載されました。五山の残した紙芝居との出会いや、それを復刻するために全甲社を立ち上げたことなどについて書いています。紙芝居「ふしぎ国 アリス物語」にも触れています。
(佐藤正明)
■高山宏新訳『鏡の国のアリス』(亜紀書房、1,836 円)。佐々木マキによる2色刷り挿絵80点超。
『不思議の国のアリス』との2冊BOXセットは特典ポストカード3枚付き(3,880円)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4750515302/
(木下信一)
■稲木昭子・沖田知子『アリスのことば学2 鏡の国のプリズム』(大阪大学出版会、2,160円)。該当箇所の原文も掲載し、『鏡の国のアリス』の言語学的な魅力に多角的に迫る。
https://www.amazon.co.jp/dp/4872596005/
(木下信一)
■NHK BS1で11月3日に放送された「サージェント・ペパー〜ビートルズの音楽革命〜」(Apple Corp制作、英、2017)で、アルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(1967)の中の1曲 Lucy in the Sky with Diamonds の成立に『不思議の国のアリス』が影響を与えたことを表すのに、テニエルの挿絵とジョナサン・ミラー監督のTVドラマ『不思議の国のアリス』(BBC制作、1966)の数場面が使われた。
(佐藤正明)
■テリー・ギリアムの単独名義監督第一作にして、キャロルの詩が下敷きとなった冒険(?)映画『ジャバウォッキー』(1977)が米国でBlu-rayになった。英語字幕あり。Region Aなので日本の再生機でも視聴可能。
https://www.amazon.com/dp/B074QW829B/
(木下信一)
■タイヤ・メーカーPirelli社の2018年のPirelli Calendarはアリスがテーマ。手掛けるのは幻想的なファッション写真で知られるイギリスの写真家ティム・ウォーカー(彼は過去にもアリスを題材とした写真を多数手掛けています)。プロモーション用カレンダーなので購入はできませんが、メイキング映像等が公開されています。
《カレンダー公式サイト》
http://pirellicalendar.pirelli.com/en/
《宣伝映像》
https://youtu.be/fhVmFMFyO7s
《メイキング映像》
https://youtu.be/uL-bT_YX71Y
(加賀見佳奈子)
■今年も京王プラザホテル新宿にて「不思議の国のアリス」に因んだイベント「ホテルで楽しむ不思議のアリス」(2017年10月1日〜2018年1月31日)が行われています。「異国を旅する女子会」「鏡の国のスイーツパーティ」「大人のカクテルナイト」、10月・11月限定「ワンダーランドブッフェ〜アリスと魔法の鏡〜」、11月限定「アリスと楽しむ天空のアフタヌーンパーティ」など。〔再掲〕
http://www.keioplaza.co.jp/event/alice
(竹田洋子)
■東京・東日本橋のギャラリー&ショップ《ねこの引出し》で「アリス展」が開催されます。松本浩子さん(画像は参考用過去作品)をはじめさまざまな作家による、アリスにちなんだ絵や立体作品が並びます。会期は3月16日(金)〜21日(水)12時〜18時(金曜日19時、最終日17時まで)。
https://www.facebook.com/nekonohikidashi/?pnref=lhc
(佐藤正明)