これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。
今回は記事が多かったので、一部の情報はニューズレターのほうには掲載できませんでした。
■マザーグース学会全国大会で高屋一成さんが発表
第17回マザーグース学会の全国大会が2022年11月27日（日）オンラインで開催された。協会会員の高屋一成さんが「『トミー・サムのかわいい唄の本』(TTPSB)の幻の第1巻はどんな本か」と題して発表した。「世界で最初に発行されたマザーグース童謡集の姿が最近分かってきましたので、それについて発表したいと考えています。英国にはマザーグースのライムやナンセンス文学の伝統があり、それがキャロルの作品でも息づいています。その起源を突き止める！ という話をします」と発表前に語っていた。
マザーグース学会ホームページ
■９月例会「エスペラント訳『不思議の国のアリス』における言葉遊びの考察」をHP掲載
2022年９月Web例会の発表、佐藤正明「エスペラント訳『不思議の国のアリス』における言葉遊びの考察」のハンドアウト(pdf)が、発表者のホームページ「アリスの部屋」に掲載された。
「アリスの部屋」へリンク
また、例会に一般参加した日本エスペラント協会の臼井裕之さんが発表の様子を同協会機関誌「エスペラント」La Revuo Orientaに投稿し、11月号に掲載された。
日本エスペラント協会へリンク
■イラストレーター田村セツコ著『白髪の国のアリス』発刊
ポプラ社こども世界名作童話8『ふしぎの国のアリス』（矢崎節夫・文、1987）で挿絵を描いている田村セツコさんがエッセイ集『白髪の国のアリス〜田村セツコ式 紙とえんぴつ♡健康法』（集英社、1,980円）を出版しました。出発記念として原宿の喫茶店や紀伊国屋書店や他の本屋さんでもイベントを開催しています。80歳を超える田村セツコさんが、描くアリス楽しみです。えんぴつ健康法。高齢になって楽しく過ごしたり健康的な生活ができるようにというアドバイスが散りばめられています。（再掲）
（竹田洋子）
集英社へリンク
■電子書籍写真集『不思議の国のアリス モデルになった少女たち〜カラー版』
ルイス・キャロルが撮影した写真をコンピュータによるディープラーニング技術でフルカラー化した写真集がKindleの電子書籍で発売になった（Pearbook、99円）。アリス・リデルが11枚、イクシー・キッチンが9枚、マクドナルド一家が6枚、その他が18枚の計44枚掲載。巻末にオリジナル写真も掲載されている。
（佐藤正明）
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■『和田慎二ARTWORK〜戦う美少女伝説』（玄光社、2022年1月刊、4,950円）
和田慎二の記念画集が発売になりました。帯に「短編作品『キャベツ畑でつまずいて』を、生原稿Ver.で初公開!!」とあるように、この作品を含め、201ページから238ページにわたって、和田慎二の『不思議の国のアリス』関連作品が紹介されています。
（門馬義幸）
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■東京古書会館で開催の特選古書即売会（10/28-30）
2022年10月28日〜30日に東京古書会館で開催された特選古書即売会の目録に下記の本が出品されていました。
〇あきつ書店
「不思議の国（カロル）」楠山正雄訳（大9年 60,000円）
〇かげろう文庫
「（英）不思議の国のアリス Alice's Adventures in Wonderland」ルイス・キャロル著 サルバドール・ダリ絵 Maecenas Press and Random House, New York 1969年刊・限定2500部 S.C./フランス装・未綴じ/43x29cm/151p 函・表紙・本文とも状態良・美 元輸送箱付き 一葉のカラー・エッチングと12葉のカラー・ヘリオグラヴュール挿絵入り ダリのサイン入り アリス挿画本の中でも傑作として名高い一冊、当時の輸送用ダンボール箱まで付属する美本です。（1,650,000円）
〇けやき書店
「金の船」3巻3号 1冊 19,800円 背痛 雨情 長世 楠山正雄 八十 広津 馬場 孤蝶 表紙・口絵・挿画／岡本帰一 大10・3 キンノツノ社（西条八十の「鏡国めぐり もの云ふ花園」が掲載されています）
（門馬義幸）
■《舞台》不思議の国のアリス【ALICE Win Underground.】
東海ラジオ初プロデュースの標記の公演が11/19(土)･20(日)に愛知県知多市勤労文化会館つつじホールであった。新進気鋭の7名の劇作家が、原作『不思議の国のアリス』を大胆にアレンジし、脚本統括の鹿目由紀（劇団あおきりみかん）が纏め上げる。多数の舞台演出を手掛ける天野天街（少年王者舘）がそれを演出･構成･潤色で“アマノワールド”へと変換する。
（栗田研）
東海ラジオへリンク
■劇団かかし座の影絵劇『ふしぎの国のアリス』（逗子文化プラザホール、2023.2.18）
2021年8月に横浜で上演された影絵劇『ふしぎの国のアリス』が再演される。俳優3名と影絵人形が共演する作品。
■ブルーレイ『Dreamchild』発売
『ドリームチャイルド』が米国で2022年9月にブルーレイで発売になった。音声解説・劇場版予告・英語字幕付。ブルーレイの地域コードはRegion Aなので、国内のブルーレイ・プレイヤーで再生できる。
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■バレエ「アリス」をNHK BSプレミアムで放送（12/18）
フランスのラン国立歌劇場バレエ『アリス』がNHK BSプレミアムの「プレミアムシアター」で12月18日23:20から放送された。
『不思議の国のアリス』の世界を、気鋭の振付家2人が再構築。振付：アミール･ホセインプール、ジョナサン･ルン／音楽：フィリップ･グラス／出演：スニー･メレス（アリス／ルイス･キャロル）、ピエール･エミール･ルミュー･ヴェンヌ（白ウサギ）、清水凌（チェシャ猫）他。
（佐藤正明）
NHK BSプレミアムへリンク
バレエ情報サイトへリンク
■特別展アリス―へんてこりん、へんてこりんな世界― （大阪）
ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で2021年12月まで開催されていたアリス展Alice: Curiouser and Curiouserが、東京に続いて大阪でも開催されています。
【大阪会場】あべのハルカス美術館（2022/12/10〜2023/03/05）
（過去の関連記事：ニューズレターDrink Me ＆ Eat me No.151, p.6、No.152, p.6）
公式サイトへリンク
■京成バラ園でイベント"Joy of Rosefull Garden"開催
京成バラ園（千葉県八千代市）で『不思議の国のアリス』をモチーフにした「ハートの女王の展望台とアリスのブランコ」を設置したイベント〈ジョイ・オブ・ローズフル・ガーデン〉が11月23日（水・祝）までを開催された。入園料：大人1,200円。
（門馬義幸）
■阪急うめだ本店で『不思議の国のアリス』の気分あふれるクリスマス・セール
大阪・阪急うめだ本店で“Meet the Wonder Christmas”をテーマに、『不思議の国のアリス』のデコレーションあふれるクリスマス・セールが開催された。12/25までの期間中、各階でオリジナル商品を販売。9階祝祭広場では11/23〜12/25に「クリスマスマーケット2022」が開催された。イベントのキャラクターたちを描いたのはスタンプデザイナーの大下範子さん。ショーウィンドウには『アリス』の様々なシーンが再現されていました！
（古今東西雑貨店「イリアス」さん、鳥集あすか）
■堀田真澄さんデザインのアリスのハンカチ入荷
上記記事のデザイナー・堀田真澄さん（クリスタルアート）がデザインしたアリスのハンカチが発売になりました（50cm×50cm、3,080円）。東京・谷中の「古今東西雑貨店イリアス」に入荷したとのこと。
（門馬義幸）
■『月刊 MOE(モエ)』定期購読者にヒグチユウコ描きおろしオリジナルトートバッグをプレゼント
『月刊 MOE(モエ)』を定期購読している方および定期購読を新規申込みする方全員にヒグチユウコ描きおろしオリジナルトートバッグをプレゼントとのこと。今年はアリスと白うさぎのイラストが入ったA4サイズのトートバッグです。くわしくは下記サイトで。（再掲）
（古今東西雑貨店「イリアス」さんからの情報です）
MOEキャンペーン情報へリンク
■市川園のプレミアムに白ウサギ柄のトートバッグ
静岡・お茶の市川園は、通販利用時のプレミアム・グッズとして白ウサギのポイント柄のついた黒のトートバッグをプレゼントしている。10月31日まで。市川園のアリス柄のプレミアムは人気があるようで、これまでのトートバッグ、エコバッグ、ミニバッグ、マルシェバッグなどがメルカリによく出ている。（再掲）
（門馬義幸）