これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。
■川端有子著『児童文学の教科書 改訂新版』
子どもの本を学びたいおとなたちの入門書『児童文学の教科書』が12年ぶりに改訂(玉川大学出版部、2,530円)。目次等詳細は下記リンク先に。
玉川大学出版部にリンク
(佐藤正明)
■雑誌『英国生活ミスター・パートナー』4月号でキャロル特集
標記雑誌2025年4月号(600円)で「ミステリーの女王と数学者 英国2大作家の生き方」と題してアガサ・クリスティとルイス・キャロルの特集を組んでいる。
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(中島俊郎)
■アルベルト・マングル『すてきなモンスター』
『読書の歴史――あるいは読者の歴史』『読書礼賛』『図書館 愛書家の楽園』と本に関するさまざまな著述のあるアルベルト・マンゲル(マングェルの標記もある)の最新エッセイ集『すてきなモンスター:本のなかで出会った空想の友人たち』(白水社、野中邦子訳、2,970円)が出た。原題Fabulous Monsters: Dracula, Alice, Superman, and Other Literary Friendsは『鏡の国のアリス』第7章でユニコーンがアリスを紹介されて言った言葉「連中は伝説や神話に登場する怪物、とばかりいつも思っていたよ!」から取っている。もちろん「アリス」の章もある。
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(佐藤正明)
■渡辺京二『夢ひらく彼方へ ファンタジーの周辺』
日本近代を当時の異邦人が残した膨大な記録から語った『逝きし世の面影』の著者が、読書人としてファンタジーを広範に語った傑作評論『夢ひらく彼方へ ファンタジーの周辺』は2019年に亜紀書房から2巻本として上梓されたが、これが平凡社から1巻にまとめて復刊された(平凡社ライブラリー、2,420円)。全14章でナルニア、指輪物語、ゲド戦記、マクドナルド、ダンセイニ、アーサー王物語、モリス、チェスタトンと、現代ファンタジーを語る上で欠かせない作品が取り上げられているが、その内の2章を英国の児童文学にあて、冒頭で『不思議の国のアリス』に触れている。
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(佐藤正明)
■ディズニーファン4月号の表紙はアリス
ディズニーファン2025年4月号(講談社、1,200円、2/25発売)の表紙はアリスです。
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(門馬義幸)
■ディズニーミニブック・コレクション発売
アシェット・コレクションズ・ジャパンから「ディズニーミニブック・コレクション」の定期購読を開始。第1号190円、2号以降999円で120号まで刊行の予定。「ふしぎの国のアリス」は4号(2/5号)。
アシェット・コレクションズ・ジャパンにリンク
(門馬義幸)
■アリス・リデルをモデルにした挿絵が満載の『不思議の国のアリス』
2012年にオーストラリア Five Mile Press や英国 Brimax で出版されたAlice's Adventures in Wonderlandは9章、10章などを省いたアブリッジ版ではあるが、全106ページの随所にカラーのイラストが入っており、しかもアリスの姿は写真に残されたアリス・リデルをモデルにした黒髪である。イラストレーターはEric Kincaid。
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(佐藤正明)
■劇場アニメ『不思議の国でアリスと〜Dive in Wonderland』8月公開
『不思議の国のアリス』が日本で初めての劇場アニメーション化される。8月29日から全国公開。主人公は現代の女の子・りせ。ワンダーランドに迷い込んだ彼女がアリスと出会うことで物語が動き出していく――。アニメーション制作:P.A.WORKS 製作幹事:松竹、TBSテレビ。監督:篠原俊哉 脚本:柿原優子。
公式サイトにリンク
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(竹田洋子、矢澤康子)
■ブルーレイ『ドリームチャイルド』国内発売
『Dreamchild』のブルーレイ版は2022年9月に米国で発売になっているが、これにテレビ放送時の日本語吹替音声が収録されたものが「吹替シネマCLASSICS」として2025年2月5日に発売になった。日本語音源の無い箇所はオリジナル音声・日本語字幕で収録。
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(佐藤正明)
■2025年春夏のディオールは『鏡の国のアリス』が着想源
BSテレ東で3月22日23:00から放送された「ファッション通信」は2025年春夏のオートクチュールにフォーカスを当てた。その中で『鏡の国のアリス』が着想源という「ディオール」のコレクションが紹介されている。
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(佐藤正明)
■CS無料放送でブリティッシュ・ショートヘア紹介
CS放送アニマルプラネット(CS341)の番組「ねこまにあ(その6)」の3月2日(日)15:00からの無料放送で、チェシャ猫のもとになったブリティッシュ・ショートヘアが紹介された。
(佐藤正明)
■クラフトアート創作人形展―幸福の容貌(しあわせのかたち)―
標記催しの<東京展>が2/2〜8に東京交通会館地下1階ゴールドサロンで開催され、冬青(そよご)さんが出展した「不思議の国のアリス モノトーンな世界に迷い込む」がギニョール八津谷泰三賞を受賞した。この作品は以下のリンク先で見ることができる。この催しの<大阪展>が3/12〜17に阪急うめだ本店9階アートステージでも開催された。
ギニョール八津谷泰三賞にリンク
(栗田研)
■代官山 蔦屋書店でイベント(4/8-29)
代官山 蔦屋書店(2号館1階 建築・デザインフロア)で4月8日(火)〜29日(火)まで、イベント「DAIKANYAMA drawing 6人のアートと『心の一冊』。」が開催された。出展者のひとり、神戸の歯科医師/アーティストの雨宮三起子さんが、心の一冊として矢川澄子訳『不思議の国のアリス』を選んで、それに因んだアートを出展した。
雨宮さんのメッセージ(下記サイトより引用):「不思議の国のアリス」をテーマに作品を作りました。物語に出てくる魅力的なキャラクターたちと不思議な世界を、文字やイラスト、そしてガラスを使って制作。手書きの作品をはじめ、カードや包装紙、ガラスドームやグラスをご用意しています。本と一緒に日常のなかで楽しんでいただけたら。
蔦屋書店にリンク
雨宮さんのinstagramにリンク
(須藤敦子)
■ANAクラウンプラザホテル富山で「アリスのストロベリーティーパーティー」開催
標記ホテルで苺の甘酸っぱい香りが広がる春限定のスイーツブッフェが開かれる。アリスのティーパーティーをイメージした可愛い空間で、苺を使ったスイーツをはじめ、ケーキやタルト、ムースなどの多彩なメニューを用意。3/1〜4/29までの土・日・祝日15:00〜17:00に開催。大人¥5,500、小学生¥3,000。
クラウンプラザホテルにリンク(リンク切れ)
(門馬義幸)
■樫山工業イルミネーション
長野県の樫山工業株式会社は毎年イルミネーションを展示しており、今年で20回目を迎えます。今回のテーマは不思議の国のアリスで、2月28日まで、毎日16時半から24時まで点灯しています。アリス、時計ウサギ、チェシャ猫などがいます。
樫山工業イルミネーションにリンク
(栗田研)
■渋谷Bunkamuraで展覧会「アリス新世紀―永遠の少女が異世界の扉をひらく―」開催
渋谷ヒカリエ8FのBunkamura Gallery 8で、4月4日(金)〜20日(日)11:00〜20:00まで、アリスをテーマにした13名のアーティストによる平面から立体作品までの作品が展覧販売された。入場無料。
Bunkamuraへリンク
(佐藤正明)
■ナチュラルコスメブランドLUSHから白ウサギのバスボム(入浴剤)
『不思議の国のアリス』に登場する「白ウサギ」をイメージした入浴剤「フォロー ザ ホワイトラビット(バスボム)」(850円)がLUSHから期間限定発売中。
LUSHにリンク(リンク切れ)
(栗田研)