これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。
■会員の萬里アンナさんが文を書かれた絵本が出ました。ルイス・キャロル『かがみの国のアリス』(莵芽子うの絵、角川書店、1,296円)。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4041045037/
■教育紙芝居の研究・出版をされている会員の高橋洋子さんが本を出されました。高橋洋子編著『教育紙芝居集成 高橋五山と「幼稚園紙芝居」』(国書刊行会、30,240円)。「不思議の国 アリス物語」(1937年)も掲載されています。会員の川戸道昭さんが論考を、三宅興子さんが推薦文を書かれています。高橋さんを通じて購入することもできます(E-mail: info@zenkosha.com)。
http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336059321/
■集英社文庫の〈ポケットマスターピース〉で第11巻『ルイス・キャロル』(鴻巣友季子編、芦田川祐子訳、1,404円)が発刊された。収録作品は『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『子ども部屋のアリス』『シルヴィーとブルーノ 抄』『シルヴィーとブルーノ 完結篇 抄』『驚異的写真術』『運命の杖』の7作品。巻頭の口絵の構成は木下信一さんが担当している。
https://www.amazon.co.jp/dp/4087610446/
■グレゴリー マグワイア『アリスはどこへ行った?』(富永和子訳、ハーパーコリンズ・ジャパン、1,836円)。ブロードウェイ・ミュージカル『ウィキッド』の原作者によるもうひとつのアリス物語After Alice(本紙No.130参照)の邦訳。
http://www.amazon.co.jp/dp/4596552010/
(木下信一)
■八木沢敬「『不思議の国のアリス』の分析哲学」(講談社、1,944円)。「アリス」の面白い部分を著者が新訳し、そこから時間、同一性、実体、無と空などの分析哲学を展開する。
http://www.amazon.co.jp/dp/4062200791/
(佐藤正明)
■有栖川有栖・宮部みゆき他『アリス殺人事件 不思議の国のアリス ミステリーアンソロジー』(河出文庫、896円)。『アリス』をテーマに現代ミステリーの名手6人が紡ぎ出す事件の数々。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309414553/
(木下信一)
■A.G.ハワード『不可解の国のアリッサ』上・下(北川由子訳、竹書房文庫、各864円)。アリスの子孫が挑む奇妙な後日譚。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4801907660/
(木下信一)
■ルイス・キャロル『ふしぎの国のアリス(100年後も読まれる名作)』『かがみの国のアリス(100年後も読まれる名作)』(河合祥一郎編訳、okama絵、KADOKAWA/アスキー・メディアワークス、各950円)。『アリス』のオールカラー抄訳版。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4048922432/
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4048922440/
(木下信一)
■MdN編集部『物語のある風景 大好きな本を片手にめぐりたい街と絶景』(エムディエヌコーポレーション、1,944円)。有名な物語の舞台となった土地や、登場人物たちの縁の地を写真で紹介しつつ、それぞれの物語にまつわる裏話などを交えて解説。もちろん、アリスも登場します。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4844365886/
(木下信一)
■坂井公『数学パズルの迷宮――パズルの国のアリス2』(日経サイエンス、1,836円)。『日経サイエンス』連載の「パズルの国のアリス」の単行本第二巻。
https://www.amazon.co.jp/dp/4532520711/
(木下信一)
■キャサリン・ニコルズ『アリスのワンダーランド』(ゆまに書房、8,100円)。本紙No.126で紹介したAlice's Wonderland: A Visual Journey through Lewis Carroll's Mad, Mad Worldの邦訳。8月22日発売予定。
https://www.amazon.co.jp/dp/4843349836/
(木下信一)
■David Day, Alice's Adventures in Wonderland Decoded: The Full Text of Lewis Carroll's Novel with its Many Hidden Meanings Revealed (Doubleday Canada)。『不思議の国のアリス』全文の解読本。注釈本というより読み物に近い。カラー図版も多い。
https://www.amazon.co.jp/dp/0385682263/
(佐藤正明)
■Anthony BrowneイラストのAlice's Adventures in Wonderland (Walker Books Ltd) のペーパーバック版が発売される。9月1日発売予定。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/1406370703/
(木下信一)
■季刊誌『ナイトランド・クォータリー』vol.04 特集 異邦・異境・異界(アトリエサード、1,836円)に「人形だからこそ描ける異世界〜清水真理と映画『アリス・イン・ドリームランド』」(沙月樹京)と「アリス・イン・フィルムランド」(尾之上浩司)が掲載された。
http://www.amazon.co.jp/dp/4883752232
(佐藤正明)
■細井勉訳注『ルイス・キャロルのユークリッド論』(本紙No.131参照)の書評が『現代数学』2016年6月号に掲載されました。
(笠井勝子)
■サイレント版のAlice in Wonderland (1915)とAlice’s Adventures in Wonderland (1910)をYouTubeで見ることができる。昨年、アリス150周年記念で上映されたもの。
https://www.youtube.com/watch?v=rljopy4anr0
https://www.youtube.com/watch?v=zear5uEvhZk
https://www.youtube.com/watch?v=Zb3qj-6-Tmk
https://www.youtube.com/watch?v=Us79fZVrwSg
(和泉佑佳)
■ドードー研究と日本のかかわりを紹介したTBSテレビ「世界ふしぎ発見 2016年3月5日 【インド洋の秘島モーリシャス】」(本紙No.131参照)の映像をYouTubeで見ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=huinhlKGNAg
(和泉佑佳)
■制作が公表された実写映画『Come Away』は、アリスが不思議の国に行く前、ピーター・パンがネバーランドに行く前の前日譚。アリスとピーターはきょうだいという設定。監督は『メリダとおそろしの森』のブレンダ・チャップマン。
http://www.cinematoday.jp/page/N0082634
(木下信一)
■NHK BSプレミアムで6月26日(再放送7月9日)に『不思議の国のアリス』をモチーフにしたコント番組『小林賢太郎テレビ8「wonderland」』が放送された。出張帰りの男(大泉洋)が新幹線の中で、白兎の車掌(小林賢太郎)に誘われて、不思議な世界に入りこむ。
http://www4.nhk.or.jp/P2648/x/2016-06-26/10/31377/
(門馬義幸)
■公開中の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のエンドクレジットで流れるP!nkの"Just Like Fire"のミュージックビデオがYouTubeに上がっている。鏡の中に入っていくアリス役はP!nkの娘さん。
https://www.youtube.com/watch?v=5Nrv5teMc9Y
(佐藤正明)
■アリスと一緒に不思議な世界を体験する科学イベント「アリスインサイエンスワールド」が各地で開催。
・名古屋市・星ヶ丘三越(4月29日〜5月9日)
・東京タワー(4月28日〜5月8日)
・富山市・ファボーレ富山(7月23日〜8月31日)。
http://www.handspro.jp/alice/
(門馬義幸)
■『不思議の国のアリス』に構想を得たデザートフェア「アリスからの招待状」が、ヒルトン東京の1階「マーブルラウンジ」で5月23日〜8月27日に開催された。
http://mdpr.jp/gourmet/detail/1578169
(木下信一)
■映画『アリス・イン ・ワンダーランド/時間の旅』公開記念のイベント「アリスと時間のアート展」が汐留・日本テレビで6月4日〜12日に開催された。
http://www.ntv.co.jp/alice-time/
(門馬義幸)
■7月4日、文京区の「カフェ ェ バール ユウ」で恒例の「アリスの国の不思議なお料理会」が開かれました。ジョン・フィッシャーの『アリスの国の不思議なお料理』のレシピから、今年のメニューは「『お飲みなさい』スープ」、「パン粉まみれでないたら料理」、「ハートの女王さまのジャムタルト」の3品。
(門馬義幸)
■大阪大学中之島センターで9月3日(土)13:30から、『不思議の国のアリス』のA Mad Tea-Partyを題材にした以下の講座が開催される。
アリスのことば学:無茶会の無茶ぶり(Handai-Asahi中之島塾)
講師:沖田知子(大阪大学大学院言語文化研究科教授)
受講料:1,620円
http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/events/2016/6958
(木下信一)