これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。
■兵庫県立美術館で開催中の「不思議の国のアリス展」(3/16〜5/26)に合わせて、3月16 日、同館ミュージアムホールで会長の安井泉さんが「『不思議の国のアリス』はどんな話?」の講演を行った。
■夏目康子さんが3月27日、バベルユニバーシティ主催・日本翻訳協会後援のセミナー「『不思議の国のアリス』で翻訳を学ぶ―『不思議の国のアリス』の翻訳を比較する 言葉遊びや固有名詞はどう訳せばいいのか―」の講師を務めた。吉祥寺教室のほかオンライン参加も募集した。
■西村光雄さん・西村杏子さんが長年の研究成果をまとめて『ルイス・キャロルの自然誌と超自然誌―アリスは何と出会ったか―』(櫂歌書房、1,296円)として出版した。カラー図版も多数収載。3月刊行。
https://www.amazon.co.jp/dp/4434257706/
http://key2nature.blog.bbiq.jp/blog/2019/01/post-d006.html
(楠本君恵)
■Robin Wilson and Amirouche Moktefi,ed.“The Mathematical World of Charles L. Dodgson (Lewis Carroll)”(Oxford Univ. Press)が4月21日に刊行される。6章Recreational mathematicsをEdward Wakelingさんが、8章Mathematical bibliographyをMark R. Richardsさんが執筆している。おふたりともLCSJ海外会員。
https://www.amazon.co.jp/dp/0198817002/
(楠本君恵)
■富士通エフサスのソフトウェア「TIME CREATOR」のTV-CM「時計うさぎ篇」で歌手・女優の大原櫻子さんが時計を持った白うさぎに扮して登場。昨年9月からTV放映され、2月まで駅構内のデジタル広告でも流された(現在は契約終了で動画は見られない)。
http://www.fujitsu.com/jp/group/fsas/resources/news/press-releases/2018/0921.html
(佐藤正明)
■CS放送アニマルプラネット(CS341)の番組「ねこまにあ」の3月3日放送でブリティッシュ・ショートヘアが、『不思議の国のアリス』のチェシャ猫のもとになった品種として紹介され、テニエルの挿し絵も映された。確かに笑っているように見えますね。
(佐藤正明)
■1933年に公開されたパラマウント版『不思議の国のアリス』(76分、モノクロ)がDVD化され国内で発売されました。「ゲーリー・クーパー 珠玉の傑作集」の中の10枚目に入っています。監督ノーマン・Z・マクロード、主演シャーロット・ヘンリー。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07P7MG2KL/
■「アリス幻想奇譚2019 ―アリスとファンタジーの普遍的概念」と題するがアリス展が渋谷Bunkamuraのギャラリーで2/15〜27に開催。アリスをテーマにした30余名の作家による絵画・立体作品が展示された。
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/190215alice.html
(門馬義幸)
■国立国会図書館月報2018年11月号(691号)の《今月の一冊 国立国会図書館の蔵書から》に「『愛ちゃんの夢物語』――翻訳者の工夫あれこれ」(中島幸子)が掲載され、明治43年に出版された『不思議のアリス』の日本で最初の全訳として紹介している。ウェブでも公開中。
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11174776_po_geppo1811.pdf?contentNo=1
(佐藤千夏)
■同じく2019年4月号(696号)のpp.1-3に「Alice's adventures in Wonderland ――アリスという愛らしい少女像のはじまり」(藤ア理恵子)が掲載されています。図書館所蔵の1868年版を中心にした原書の内容の紹介です。参考文献に『ルイス・キャロル小事典』や石毛雅章さん訳の『アリスとテニエル』が挙がっています。
https://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/index.html
(佐藤千夏)
■Disney Alice in Wonderland (Disney Die-Cut Classics) (英語)。ディズニーのAlice in Wonderlandストーリー・ブックの改装版が5/14に出ます。
https://www.amazon.co.jp/dp/0794443702/
(佐藤正明)
■2015年のユリイカ3月臨時増刊号「150年目の『不思議の国のアリス』」特集でも 8枚のカラー画と目次扉画が掲載されていた建石修志が美術を担当した『新訳 不思議の国のアリス/鏡の国のアリス』 (青土社、3,888円)が発刊されました。不思議の国で38枚、鏡の国で38枚のカラー作品が掲載されており、挿絵というよりそれぞれが独立した作品として楽しめます。帯では「決定版『アリスの絵本』」とうたっています。本文は高山宏訳が収載されています。 絵の作品・作家のほうに重点を置いたアリス本は、海外では多いですが、日本ではこれまで『不思議の国のアリス With artwork by 草間彌生』ぐらいしかなかったのではないでしょうか。
https://www.amazon.co.jp/dp/4791771508/
(佐藤正明)
■渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「クマのプーさん展」(2/9〜4/14)を見にったら、ミュージアムショップの常設品コーナーでアリスの切手タイプのシールJohn Tenniel Stamp Collectionを見つけました。20枚の小箱入りで489円。ショップのみの入店はできませんのでご注意を。
(佐藤正明)
■大阪国際児童文学振興財団メールマガジン(No.103, 2019/3/20)のコラムに、Kさんによる兵庫県立美術館「不思議の国のアリス展」訪問報告が掲載されています。
http://www.iiclo.or.jp/m1_magazine/Magazine_103.pdf
(佐藤正明)
■京都・宮川町京おどり2019「夢叶京人形」(全8景)。
前半1〜4景「不思議の国の京人形」は、『不思議の国のアリス』をモチーフにしているそうです。猫の君も出てくるとか。4/1〜4/16まで宮川町歌舞練場にて開催されました。
京都ガイドブック 宮川町京おどり
https://kyototravel.info/kyouodori
宮川町京おどりホームページ
http://www.miyagawacho.jp/kyoodor.html
(佐藤正明)