これは日本ルイス・キャロル協会のニューズレターThe Looking-Glass Letterを補完するために設けられたページで、会員以外には非公開です。
■夏目康子さんが日本翻訳協会で9月4日に開かれた「絵本The Snowmanから英語教科書を作るまで」セミナーで講演しました。Raymond Briggs 原作の絵本The Snowmanがどのようにビデオ付き英語教材になり活用されているかを、講師の体験談を交えて講義。日本翻訳協会の吉祥寺の教室とオンラインで開催。
http://www.jta-net.or.jp/seminar_190904.html
■雑誌「AERA English」2019 Autumn & Winter(9/30発売、朝日新聞出版、998円)に「全国巡回展 開催中!『不思議の国のアリス』を読む」(pp.68-71)が掲載されています。安井泉訳・注『対訳・注解 不思議の国のアリス』(研究社)から第1章、第7章、第11章の一部を対訳で紹介。図版のイラストや写真はすべて「不思議の国のアリス展」で展示されているもの。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07W47GWGD/
■第87回独立展に洋画家の半那裕子さんが今年も出展しました。六本木の国立新美術館で10/16〜28まで。
今回のタイトルは「What a delightful thing a Lobster-Quadrille is!」。
海辺で話すアリスとグリフォンとモックタートル。そばには3匹のロブスター。宙に浮いたトランプの陰からチェシャキャットが覗いている。
画像は2015-2018年の出展作品です。
http://www.dokuritsuten.com/
(佐藤正明)
■『不思議の国のアリス 型ぬきワンダーブック』(10/8発売、グラフィック社、2,420円)。文:セリーナ・ウッド、挿絵:ジョン・テニエル。翻訳は楠本君恵さんです。全ページの挿絵イラストが型ぬき加工されており、余分なところを型ぬきしながら切り取ると、登場人物や風景が生き生きと浮かび上がるオブジェのような本になります。96ページ。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4766132815/
(佐藤正明)
■2018年研究大会発表の佐藤正明「人間巨大化の150年史〜Attack of the Alice not a mile high〜」(本紙No.142参照)が『宇宙気流』第92号(SFM同好会、2019年7月)に掲載されました。図版はカラー。
■ディズニー ゴールデン・ブック・コレクション『ふしぎの国のアリス』(10/2発売、シェット・コレクションズ・ジャパン、\699)
歴史あるディズニー絵本〈ゴールデン・ブック〉からアリスの日本語版が発売になりました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07Y4MW48K/
■雑誌「MOE」10月号で「不思議の国のアリス」特集(9/3発売、白泉社、906円)。巻頭33ページを使ったアリス特集です。「不思議の国のアリス展」を開催している東映が協力しています。付録は「不思議の国のアリス」クリアファイル。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07WY56SNN/
(佐藤正明)
■『世界物語大事典』Literary Wonderlands(10/11発売、三省堂、4,620円)総合編集:ローラ・ミラー、日本語版監修:巽孝之、訳:越前敏弥。空想の王国や不思議の国を舞台にした世界の文学作品を集めたブックガイド。「ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』」の項もあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4385162433/
(佐藤正明)
■Charles Santore画, Alice's Adventures in Wonderland: The Classic Edition (Applesauce Press, 2017)
新刊ではありませんが、巡回中の「不思議の国のアリス展」で原画が展示されているチャールズ・サントーレの本を紹介します(アリス展では『不思議の国のアリス』第6章までがサントーレの作品です)。大型本のきれいな挿絵は迫力があります。そして見開きよりも大きい挿絵が3枚収められています。「ウサギの穴を落ちていくアリス」はページ3枚分が縦に折りこまれています。「へんなお茶会」と「トランプの行列」は共に4ページ分が左右に折りこまれています。原文は出版社により7章構成に短縮化されています。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/1604337117
(佐藤正明)
■「不思議の国のアリス展」が神戸を皮切りに松本、横浜、福岡、静岡、名古屋、新潟と全国7会場を巡回中。横浜会場と福岡会場の詳細が公表された。会場限定の展示もあるので気になる方は是非チェックを!
★横浜会場★
会場:そごう美術館(横浜駅東口 そごう横浜店6階)
2019年9月21日(土)〜11月17日(日)
※会期中無休
http://www.alice2019-20.jp/outline/yokohama/
★福岡会場★
会場:福岡市美術館
2019年12月3日(火)〜2020年1月19日(日)
※毎週月曜日は休館。12月28日〜1月4日は休館。1月13日(月・祝)は開館、翌14日(火)は休館
http://www.alice2019-20.jp/outline/fukuoka/
■企画展「アリスの時間旅行〜砂と絵本、山本容子の原画の世界〜」が群馬県・富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館で7/13〜8/25に開催されました。『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の挿絵展。テニエル、ラッカムの作品のほか山本容子の原画やエミュレヌエットによる砂絵や映像作品などを展示。
https://www.gunlabo.net/event/event.shtml?id=3317
(門馬義幸、佐藤正明)