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日本ルイス・キャロル協会ホームページ
The Lewis Carroll Society of Japan
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What's New お知らせ
❖5月例会の開催
下記の通り開催します。
日時:5月31日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 3階306会議室
(オンラインとの並行開催。ZoomのURL等は読書会と同じです。ニューズレターを参照してください)
発表者:佐藤正明 Speaker: Masaaki SATO
題目:平成期の女性翻訳者訳『不思議の国のアリス』におけるアリスの「女ことば」
Subject: Alice’s Feminine Speeches in Japanese Female Translators' Works of Alice in Wonderland
内容:女性の会話の語尾が「わ」「ね」「よ」になるような所謂「女ことば」は、実社会やドラマでは急速に廃れてきているが、翻訳の小説では依然として使われているようである。平成期の女性翻訳者10名の訳書を取り上げ、アリスの言葉遣いがどのように訳されているかを比較してみる。
❖7月ティー・パーティの開催
恒例のティー・パーティを開催します。
サンドウィッチとスコーンでアフタヌーン・ティーを楽しみながら、七月の午後のひと時を楽しく語り合います。
日時:7月5日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 3階306会議室
Party企画:「わたしの好きなイラストレーター」
アリスやキャロル作品に限定せず、あなたの好きなイラストレーターをひとり挙げ、作品を見せながら、その素晴らしさを語ってください。表紙絵・挿絵・装画なんでもかまいません。同じイラストレーターなら何冊でも作品集でもOKです。
形式:対面/オンライン並行開催(URL等は読書会・例会と同じ)
会費:2,000円(対面参加者のみ)
申込〆切:6月27日(金)、準備のため厳守してください
申込先:ニューズレターNo.167(Spring, 2025)に記載(対面/オンラインの区別も)
❖年内の行事予定
下記の通り開催する予定です。詳細は決まり次第ニューズレター(NL)とホームページでお知らせします。
オンライン読書会の詳細は→こちら
※印の行事は事前の参加申込みが必要です。
9月例会、10月の大会、11月オンライン読書会の発表者を募集しています。「ミッシュマッシュ」の原稿を募集中です。
応募方法の詳細は→こちら
- 5月 5月例会(5/31)
- 6月 オンライン読書会:筒井康隆『時をかける少女』(6/21)
- 7月 ティー・パーティ(7/5、タワーホール船堀)※申込〆切6/27
―NL8月下旬発行―
- 8月 オンライン読書会:アリソン・アトリー『時の旅人』(8/30)
- 9月 9月例会(9/27)
―NL10月上旬発行―
- 10月 第30回大会・総会(10/25)※
- 11月 ミッシュマッシュ第27号発行(原稿〆切6/30)
- 11月 オンライン読書会:ミヒャエル・エンデ『モモ』
- 12月 クリスマス・パーティ(12/13)※
これまでの行事概要はこの下↓をご欄ください。
Activity Reports 事業報告
❖ニューズレター Spring,2025の発行
ニューズレターNo.167(Spring, 2025)が発行されました(4/29)。5月初旬にお手元に届くはずです。今号も情報満載です。
7月までの行事予定と大会(10/25)研究発表申込要領が掲載されています。また2024年度決算報告が同封されています。
❖3月例会の報告
下記の通り開催しました。
日時:3月29日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催)
発表者:木達也 Speaker: Tatsuya TAKAGI
題目:パズルを解いて読むアリス
Subject: Reading Alice's stories while solving the puzzles
内容:パズルを解きながら読むとアリスやスナークの見方が広がるという話です。ウェブサイトのnoteに「月草」の名で書いた記事から『鏡の国のアリス』のチェス問題を中心に取り上げました。
参加者:8名(内オンライン参加:2名)
❖1月例会の報告
下記の通り開催しました。
日時:1月25日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催)
発表者:安井泉 Speaker: Izumi YASUI
題目:『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』をつらぬく 鏡像という逆転の世界―(2)
Subject: Alice’s Adventures in Wonderland and Through the Looking-Glass and What Alice Found There: the inverted world of the mirror image(2)
内容:『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』に現れる様々なエピソードは、めちゃくちゃではない。鏡像へと向かっている。あからさまに鏡像と言えるものから、そうかもしれないというものまで、「鏡像」の濃淡はさまざまである。幾多のエピソードが「鏡像」に収斂するのではと考え始めると、「公爵夫人はなぜ赤ん坊に乱暴なのか」、「汽車の中でアリスが乗客にいろいろ言われる理不尽さ」「なぜ多量の胡椒」などのエピソードの一つ一つが、「鏡像」という筋が一本通っているものと思えてくる。日本ルイス・キャロル協会 第29回大会(2024年10月26日)での発表の続きである。大会での発表を聞いた人にも、聞かなかった人にもわかるように話を進めることにします。
参加者:11名(内オンライン参加:4名)
❖ニューズレター Winter,2025の発行
ニューズレターNo.166(Winter, 2025)が発行されました(12/29)。12月末〜1月初旬にお手元に届いているはずです。今号も情報満載です。
ミッシュマッシュ原稿募集要領と会費納入用の振込用紙が同封されています。会費はなるべく年初に納入してください。
(1月末現在、すでに4割の方が会費を納入しておられます。ありがとうございます)
❖クリスマス・パーティの報告
下記の通りクリスマス・パーティを開催しました。
開催日時:12月14日(土)15:00〜
会場:Galleria Caffé U_U(ガレリア カフェ ユー)
(文京区大塚3-5-4-B1F、電話 03-3944-2356)

アクセス:地下鉄丸ノ内線「茗荷谷(みょうがだに)」駅下車。
1番出口から出て横断歩道を渡り、左方向に春日通りに沿って徒歩5分。
「大塚二丁目」のバス停を過ぎてすぐ右手のビルのB1F。
(お茶の水女子大の門の真向かいのビル)

会費:5,000円
参加者:13名
Party企画:「あなたの好きなマザーグースの歌は?」
「アリス」に出ているものに限りません。有名な歌でも知られていない歌でも、英語でも日本語でも(ご自分の訳でも)大歓迎です。パーティを盛り上げる楽しい歌を聞かせてください。歌わず、読み上げていただいて結構です。
店側企画:
12月の店内はカフェ ユーさんと【水中庭園】coco.さんによるアリスとクリスマス・テーマの企画展が開催されます。
ミッシュマッシュ偶数号の表紙絵でおなじみのcoco.さんによる原画の展示や特別作品があります。
❖ミッシュマッシュ第26号が発行されました
10月29日に発行されました。久しぶりに200ページを超えています。
第26号の目次にリンク
❖研究大会の報告
下記の通り開催しました。
日時:10月26日(土)10:20〜17:30(10:00受付開始)
会場:タワーホール船堀 3階307会議室 (オンラインとの並行開催)
参加者:対面16名(内一般参加2名)、オンライン参加5名(内一般参加3名)
開催概要:ここから大会プログラム(PDF)をダウンロードできます
- 口頭発表
- 三村 明 谷山浩子の「アリス」解釈
- 高屋一成 キャロルの心情を『アリス』に読む
- 吉本和弘 キャロルの写真趣味と劇場趣味の関係について
- 安井 泉 『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』をつらぬく鏡像という逆転の世界
- 展示発表
- 佐藤正明 パロディ・コミックス MAD版『不思議の国のアリス』(ジャック・デイヴィス作)改訳・カラー版
- 全員参加企画 朗読会「アリスの2作品中に出てくる歌や詩で好きなものは?」
大会プログラムと大会出欠届ハガキは、10月上旬発行のニューズレターAutumn号に同封しています。参加費は無料です。
大会終了後の懇親会は、タワーホール船堀1階のキリンシティで18:00から開催しました(会費:5,000円)。
❖ニューズレターThe Looking-Glass Letter No.165(Autumn, 2024)の発行
10月7日に発行されました。
研究大会(10/26)のプログラム・総会資料・大会出欠届ハガキを同封しています。
❖協会ホームページがWARPに保存された
国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)として学会等のホームページの収集・保存を行っている。日本ルイス・キャロル協会も2022年にこの事業への提供を許諾しており、協会ホームページが年1回保存されている(Drink Me & Eat Me Onlineは会員のみに公開なので対象外としている)。2024年も9/21時点のホームページが保存され、一般公開されている。下記でアクセスできるほか、協会ホームページ「リンク」のページからもWARPにリンクしている。
WARPへリンク
❖ニューズレターThe Looking-Glass Letter No.164(Summer, 2024)の発行
8月21日に発行されました。
出版160周年記念「不思議の国のアリス展」松坂屋名古屋店松坂屋美術館(8/3〜9/21)の招待券とチラシを同封しました。
松坂屋美術館の招待券とチラシは、愛知県の会員の皆さまには事前に普通郵便でもお送りしています(7/8発送)。
❖ティーパーティの報告
下記の通り開催しました。
- パーティ企画1:レンタルキッチンで、クッキングに自信のある会員たちが「アリスに因んだメニュー」に腕を振るいました。
- パーティ企画2:料理ができるのを待つ間に、テーブルを囲んで「特別読書会」を行いました。
【課題】『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の第1章を読みこむ!(事前に熟読)
- 日時:7月6日(土)11:00〜15:00(開場は10:30〜)
- 形式:対面開催(オンラインはありません)
- 会場:パティア曙橋(新宿区住吉町1-18 TVB曙橋ビル2F)
- アクセス:都営新宿線「曙橋駅」から徒歩2分
- 会費:2,000円
- 申込先:ニューズレターNo.163(Spring, 2024)参照
- 申込人数:12名
❖『不思議の国のアリス展』見学ツアーの報告
下記の要領で会員有志による『不思議の国のアリス展』見学ツアーを行いました。
- 会場:横浜高島屋8階ギャラリー
- 日時:4月20日(土)13:30スタート
- 集合:横浜駅西口駅前「横浜高島屋」8階ギャラリー入口に13:30までに集合
- 持ち物:ニューズレターSpring号に同封した招待券を持参
- スケジュール:
13:30〜15:00 鑑賞・GOODS購入
15:00〜15:30 みなとみらい線で中華街に移動
15:30〜17:30 懇親会「王府井レストラン」
17:30〜 一旦解散後、有志で夕暮れの山下公園を散策しました
- 参加者:15名(内、懇親会参加14名)
❖月例会の報告
下記の通り開催しました。
日時:9月28日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 4階402会議室 (オンラインとの並行開催)
発表者:佐藤正明
題目:日本におけるアリスのパロディ
Subject: Japanese Parodies of Alice
内容:日本で書かれたアリスのパロディ作品の中から、雑誌「話の特集」に掲載された神吉拓郎の中編「つめたいつめたい国のアリス」(1972)、辻真先が日本推理作家協会賞を受賞した『アリスの国の殺人』(1981)、天沼春樹・文、大竹茂夫・画による絵本『アリストピア』(2000)という毛色の異なる3作を取り上げ、これらに共通した特色を探ってみたい。
参加者:10名(内オンライン参加2名)
日時:5月25日(土)13:30〜16:15
会場::タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催)
発表者:安井泉
題目:鏡の国を再訪――鏡像から牡蠣まで
Subject: Revisiting the Land of Looking-Glass: mirror images and oysters hidden in the story
内容:『鏡の国のアリス』(2005年, 新書館)を翻訳し、出版時に書いた原稿用紙120枚余りの「あとがき」。その大部分は印刷されずに今日まで埋もれていた。今回は、陽の目を見なかったあとがきの原稿を、鏡像の観点を中心に再構成してお話ししたい。ルイス・キャロルが書こうとしていた本質の一端を明らかにすることができればと考えています。『鏡の国のアリス』全編に通奏低音のように響き続ける「牡蠣」を答えとする不気味な謎にも、再度触れるつもりである。
参加者:19名(内オンライン参加8名)
日時:3月30日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催)
発表者:廣岡真衣(オンライン発表)
題目:ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』において、なぜ不思議の国は不思議なのか?
〜宮沢賢治『銀河鉄道の夜』との比較を通じて〜
Subject: What Makes Wonderland Wonderland? ∼Comparing with The Night Train∼
内容:『不思議の国のアリス』と『銀河鉄道の夜』はどちらも夢を主題にしている。これらは「行きて帰りし物語」とよばれ、主人公が現実とは異なる非日常を体験し、再び帰ってくるという特徴がある。今回は、この二つの物語を比較したうえで、『不思議の国のアリス』における「非日常」がどのように形作られているか考える。
参加者:10名(内オンライン参加3名)
日時:1月27日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催)
発表者:佐藤正明
題目:アリス英文再話本の新しい流れ New Trends of Retold Alice Books in English
内容:再話本というと原作を低年齢層向けに分かりやすく書き直したものというイメージがあるが、アリスの再話については、2001年以降、これまでの再話本のスタイル・読者層にこだわらず、原作の魅力をさまざまな形で幅広い層に伝えようという流れが出てきているように思われる。その実例を実際に手にとってもらって、その特徴を感じていただきたい。
参加者:8名(内オンライン参加1名)
《2019年度〜2024年度 実施行事概要》
オンライン読書会のお知らせ
2023年2月からオンラインの読書会を開催しています(2月・4月・6月・8月・11月に開催の予定)。
会員同士で気軽に会話をしてみたい方、例会は発表内容が難しそうだと参加をためらっておられる方、試しにこのオンライン行事にご参加を!
あなたが知らなかった協会の活動の側面、会員の方の意外な一面を垣間見られるはずです。
発言せず、視聴するだけの参加もOK。ビデオOFFでも可。本を読んでいなくても、持っていなくても結構です。事前参加申込みは不要です。
オンライン読書会プロジェクト・リーダー:佐藤千夏 特命理事
開催形式:オンライン(Zoom)開催
ニューズレターに記載されている例会と同じ方法でZoomに入室してください。
❖読書会開催のお知らせ
下記の通り開催します。
日時:2025年6月21日(土)13:30〜
課題図書:筒井康隆『時をかける少女』(角川文庫、角川つばさ文庫)
内容:中学3年生の芳山和子は放課後の理科実験室で物音を聞き、中で割れた試験管を見つけるが、漂うラベンダーのような匂いを嗅いで気を失う。意識を回復してから彼女の身の回りで不思議な事件が立て続けに起こる。どうやら時を自在に超える能力を身につけたらしい。――1965〜66年に学習雑誌に連載され、1983年には原田知世主演で映画化されて、いまも読み継がれる学園小説の魅力をみんなで語り合います。
発表:佐藤千夏
日時:2025年8月30日(土)13:30〜
課題図書:アリソン・アトリー『時の旅人』(岩波少年文庫、評論社児童図書館・文学の部屋)
内容:病気療養のため、母方の古い農場にやってきたペネロピ―は、ふとしたことから16世紀の荘園に迷い込む。王位継承権をめぐる歴史上の大事件にまきこまれた少女の、時をこえた冒険の魅力をみんなで語り合います。
発表:池田萌

2025年度のオンライン読書会は「時間」をテーマにした以下の作品を取り上げます。
第1回(2月)『トムは真夜中の庭で』(1958、イギリス)フィリパ・ピアス
第2回(4月)『ジェニーの肖像』(1940、アメリカ)ロバート・ネイサン
第3回(6月)『時をかける少女』(1967、日本)筒井康隆
第4回(8月)『時の旅人』(1939、イギリス)アリソン・アトリー
第5回(11月)『モモ』(1973、ドイツ)ミヒャエル・エンデ
(第5回の発表者は決まっていないので、やってみたいという方、やってあげてもいいよという方、大募集中です!)
❖読書会の報告
下記の通り開催しました。
日時:2025年4月26日(土)13:30〜
課題図書:ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』(創元推理文庫、ハヤカワ文庫、偕成社文庫、偕成社少女ロマン・ブックスほか)
発表:佐藤正明
内容:売れない画家イーベンは冬のある日ジェニーと名のる少女とであう。少女は別れぎわに「わたしが大きくなるまで待っていてほしいの」と言った。そしてまぼろしの少女との時をこえた恋がはじまる。ジェニファー・ジョーンズ主演の名画(1948年)の原作を、時間の流れを軸に参加者の皆さんと語り合いました。
参加者:3名

日時:2025年2月22日(土)13:30〜
課題図書:フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』
発表:大城望
内容:はしかにかかった弟から離すため、遠隔地に住むおじさん・おばさんのいるアパートにしばらく住むことになったトムは、そこの古い大時計が夜中の12時に13回時を打つことに気づいた。アパートの裏口から外に出てみると、そこにはあるはずのない広い庭があった――。名作タイムスリップファンタジーを読んだ参加者がそこにどのような感想を抱いたのか、話し合った。
参加者:8名
日時:2024年11月30日(土)13:30〜
課題図書:マーガレット・マーヒー『めざめれば魔女』(岩波少年文庫609、岩波書店 単行本)
発表:佐藤正明
内容:悪霊に生命力を吸い取られる魔法をかけられた弟を救うため、14歳のローラは学校の先輩ソリーに助けを求め、ソリーの母と祖母のふたりの魔女の力を借りて自分も魔女になる決心をし、悪霊と対決する。ローラ、ソリーそれぞれの家族の問題をからめて展開する現代児童文学の名作を、ファンタジー、家族愛、思春期の悩みなど様々な視点から読み解き、話し合いました。
参加者:8名
日時:2024年8月24日(土)13:30〜
課題図書:E・L・カニグズバーグ『魔女ジェニファとわたし』(岩波少年文庫、岩波世界児童文学集19、カニグズバーグ作品集2)
発表:大城望
内容:ニューヨーク郊外の小学校に転校してきたばかりのエリザベスと,自分は魔女だという風変わりな少女ジェニファとの出会いを描く作品について、
主人公の心の動き、登場人物たちの位置づけ、作品の時代背景、翻訳が出た頃の日本の状況などについて話し合いました。
参加者:5名
日時:2024年6月15日(土)13:30〜
課題図書:角野栄子著「ファンタジーが生まれるとき―『魔女の宅急便』とわたし―」(岩波ジュニア新書)
発表:森岡文恵
内容:『魔女の宅急便』が生まれた背景について作者の著作をもとに話し合いました。
参加者:7名
◆2024年第2回読書会
日時:2024年4月13日(土)13:30〜
課題:『魔女の宅急便』の映像作品(ジブリ・アニメ、東映実写映画)を角野栄子原作と比較する
内容:ファンタジーは映像化されるとき、どのように改変されるのか、それはなぜなのか。原作通りの箇所、違う箇所、好きな点、納得いかない点などを挙げて、感じたことを話し合いました。
参加者:9名
日時:2024年2月17日(土)13:30〜
課題図書:角野栄子『魔女の宅急便』(福音館創作童話シリーズ、福音館文庫、角川文庫、角川文庫新装版)
内容:『不思議の国のアリス』の120年後に書かれたこのファンタジーを、アリス・ファンはどのように読み、感じているのでしょうか。作品を読んできた方がそれぞれ意見や感想を伝え合いました。
参加者:9名
《2023年度 実施概要》
オンライン行事(Zoomミーティング)について
Zoomミーティングに参加される方は、一度はこの欄に目を通してください。分からない点があったら、参加してから質問してください。
- Zoomは、パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれでも利用できるコミュニケーション・アプリで、導入・操作は簡単です。
- カメラ・マイクのないパソコンでも、画像と音声は受信でき、キーボードによる文字入力で発言(チャット)もできます)
- 2021年1月から導入したZoomミーティングは2年間で13回となり(内2回は対面と併用)、全国から45名もの会員が参加しています。
- Zoomミーティングの開催内容はその都度、同報メール《キャロル通信》でお知らせしています(※)。
※《キャロル通信》がこれまで届いていない場合は、協会に登録しているメールアドレスと現在使っているメールアドレスが異なっているか、メールアドレスを登録していないことが考えられます。《キャロル通信》が届いていない場合はこのページ下端の連絡先e-mailにご連絡ください。
- Zoomが初めての方は、事前に《キャロル通信》に記載のURLをクリックして、その画面の指示に従って、自分の機器にアプリ(Zoom client)をダウンロード、インストールしてください。
- Zoomミーティングに参加するためのURL・ミーティングID・パスコードは原則として毎回と同じですが、《キャロル通信》でも再度お知らせします。
- 《キャロル通信》のメールに記載のURLをクリックしてもZoomが起動しないときは、こちらを参照してください。
- Zoomの導入・接続方法は、ニューズレターNo.150(Winter, 2021)のp.2にも記載されています。修正してこちらに掲載。
- Zoom使用時のさまざまな機能(メニュー)は、マウスカーソルを動かすかまたは画面をタッチすると画面の上下に表示されます。
- 自宅のリアルな背景を映したくないときは、バーチャル背景を利用することができます。Zoomの「バーチャル背景」の使い方はこちらです。
- ミーティング中の録音・録画およびスクリーンショット(画面保存)はご遠慮ください。
- 入室時の参加者確認のため、本名(協会刊行物の送付先宛名)での参加をお願いします(英字表記でも可)。
名前の変更は、自分の画像の左下に表示されている名前にカーソルをもっていき、右クリックで出てくるメニューから「名前の変更(Rename)」を選んで行います。
原稿・発表の募集
❖ニューズレターThe Looking-Glass Letterの原稿募集
季刊の情報紙The Looking-Glass Letterの原稿を募集しています。エッセイ・書評・報告など、協会の情報紙に相応しいものなら何でも大歓迎です。
情報欄Drink Me & Eat Meへの情報もお寄せください。読んだ方が興味を持ち、情報先にたどり着けるよう、URLや写真だけでなく説明がついていると親切です。
寄稿先のメール・アドレスはニューズレターの最終ページに記載されています。
紙面スペースに限りがあるので、最新号に掲載できないこともあります。ご承知おきください。
❖例会の発表者募集
協会では会員の研究発表の場として、毎年1月・3月・5月・9月に例会を開催しています(原則として最終土曜の午後)。
発表時間は1時間前後。形式は対面(東京)、オンライン(Zoom)のどちらでも選択できます。
発表を希望される方は、メールに氏名、題目、希望発表月、対面・オンラインの区別を記載の上、ここにご連絡ください。
◆9月例会の発表者募集中◆
日時:9月27日(土)13:30〜16:15
場所:江戸川区・タワーホール船堀3階306会議室
応募締め切り:7月末日
先着1名ですので、早目にご相談ください。
例会発表は、大会発表にくらべて発表・質疑応答の時間がたっぷりとれるため充実した討論ができます。
会員のみなさんのコメントによって研究をさらにブラッシュアップする機会にもなります。ぜひご応募ください。
これまでの例会発表の題目リスト
❖年会誌『ミッシュマッシュ』第27号の原稿募集
募集要領の概要は下記の通りですが、ニューズレターNo.166(Winter, 2025)に同封したものに詳しく記載していますので、必ずそちらを参照してください。
- 原稿締切り:令和7年6月30日必着[発行予定 令和7年11月1日]
- 原稿の形式:別紙「『ミッシュマッシュ』執筆要項 ひな形」を参照ください。
- 原稿制限:できあがり上限は原則として20ページ以内とする。
- 原稿の応募:「『ミッシュマッシュ』執筆要項 ひな形」の原稿形式による打ち出し原稿を郵送にて2部提出する。
- 留意事項:今回より、ワードファイルも併せて提出ください。印刷所との打ち合わせなどに使用します。
- 原稿の内容:「ごたまぜ」の誌名のとおり、協会の年会誌として相応しいものであるなら、学究的な論文、エッセー、絵画などが応募可能です。編集委員会は、執筆者に対して、内容の誤り等についての修正依頼に加えて、本誌の趣旨に大きく反していると思われる原稿についても、修正あるいは部分的削除を要請する場合があります(以下、査読という)。あらかじめ、ご承知おき下さい。最終原稿の提出をPDFでお願いすることになります。フォント埋め込みのPDFファイルの作成が不安な方は、Wordのファイルでお送りください。さまざまな分野の論考が集まりますが、参考書目をそれぞれの分野の書式で論文末にまとめて書いてください。
- 応募資格:原稿応募の時点において本協会の会員であること。
❖第30回大会の発表者募集
募集要領の詳細はニューズレターNo.167(Spring, 2025)の最終ページに掲載しています。
- 日時:2025年10月25日(土)10:30〜17:30(予定)
- 会場:タワーホール船堀 3階307会議室(Zoomによるオンラインと並行開催)
- 口頭発表(発表25分、質疑応答5分)
- 展示発表(ポスター発表、蒐集品・自作品展示等。発表時間は午後)
- 口頭発表:7月31日(木)
- 展示発表:8月31日(日)
- 口頭発表:締切日前でも、口頭発表申込が6件に達した時点で受付を終了します。ただし、協会の例会・大会での発表が初めての方については、他に優先枠を1名設け、申込が6件に達したあとでも、先着1名の申込みを受け付けます。
- 展示発表:申込件数が多くて開催時間内に収まらないときは、発表をご辞退いただく場合があります。
eメールあるいは郵送で下記項目をご連絡下さい(連絡先はニューズレターに記載)。
・氏名(ふりがな)
・発表形式:口頭発表/展示発表
・発表題目
(以下、口頭発表の場合)
≫発表希望時間:午前中/午後/いずれも可能
≫発表形式:対面/オンライン
≫使用機材(具体的にご記載ください)…実体投影機(書画プロジェクター)等は使用できません。
ホームページの便利な使い方
❖ページ更新方法
前回ホームページ閲覧時に保存されたキャッシュデータ(一時データ)が再表示される場合があります。
各ページごとにブラウザの更新ボタン ⟳ をクリックして(WindowsではF5キーも有効)、最新データを読み込んでみてください。
❖協会ホームページの背景色変更のお知らせ
これまで白色だった背景の色を、目に優しいレモン・シフォンに変更しました(いまのこのページの色です)。
ただし、背景色を設定している共通ファイルが以前読み込んだまま使われて、最新版を再読み込み(リロード)せず、他のページでは白色のままの場合があります。
強制的に再読み込み(スーパーリロード)をさせるには、このページを表示したままキーボードで以下の操作を行ってみてください(+は、前後のキーを同時に押すことを表します)。うまくいかない場合でも背景が白いだけで、閲覧に支障はありません。
【Windowsの場合】[Ctrl]+[F5] または [Shift]+[F5]
【Macの場合】[Command]+[R] または [Command]+[Shift]+[R]
【タブレット、スマホの場合】この方法は使えませんが、設定で閲覧履歴やキャッシュデータの消去を行うと、再読み込みされることがあります。
❖活動実績データベースのご案内
このホームページでは、過去の活動実績をデータベース化し、フリー・キーワードによる検索機能を付けて利用しやすいようにしています。
◆会合
【月例会等】発表題目(2000年以降)
【研究大会】発表題目(2000年以降)
◆刊行物
【年会誌】MISCHMASCH 目次(創刊号〜最新号、特別号;英文ジャーナルを含む)
【ニューズレター】The Looking-Glass Letter 記事タイトル(2006年以降)
ご自身の研究を進めるに当たって先行研究を調査するときや、記事を再読するために掲載号を調べるときなどにご活用ください。
いずれも、トップ・メニューの「活動内容」からリンクしています。
❖Drink Me & Eat Me Onlineの機能向上
会員専用の情報ページDrink Me & Eat Me Onlineは2010年Spring号から掲載開始し、2022年Summer号で50回になりました。
★各号をスムーズにブラウジングできるよう、ページの上に[前の号へ] [次の号へ]のリンクを付けるとともに、最下行に[TOPへ]のリンクを付けてページの頭に戻れるようにしました。
★50回のDrink Me & Eat Me Onlineに掲載された書籍情報は250件以上、DVD情報は50件以上にのぼっており、これを有効活用できるよう、検索機能付きのデータベースを作成しました。Drink Me & Eat Me Onlineトップページからリンクしています。
❖ページトップのメニューをご活用ください
〈協会概要〉「沿革」には協会設立以来のさまざまな歴史が記録されています。
〈活動内容〉過去の例会・大会の発表タイトルや年会誌MISCHMASCHの目次、ニューズレターの記事タイトルを見ることができます。(検索機能付き)
〈リンク〉20名以上の会員のWebサイトなどへのリンクがあります。
〈会員の著書〉30名以上の会員の著書・訳書、約100冊の情報があります。適宜情報を追加しています。
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Drink Me & Eat Me Express
この欄は、会員の最近の活動のほか、会期が近い催し物や放送日が迫っているTV番組、新刊書籍・雑誌などを、速報でお知らせするものです。
そのほかのアリス、キャロル等に関する情報は季刊のニューズレターでお知らせし、同じ内容をOnline版にも掲載しています。
【お断り】この欄は一般公開しているため、掲載している記事の情報提供者名は個人情報秘匿の観点から原則として記載していません。ニューズレター掲載時には記載します。
【会員のニュース】Member's Activity
■寺嶋さなえさんが『花とハーブに囲まれたイギリスの物語』を上梓
『発見! 不思議の国のアリス 鉄とガラスのヴィクトリア時代』の著者・寺嶋さなえさんが4月3日が新刊『花とハーブに囲まれたイギリスの物語』(彩流社、2,420円)を上梓されました。15編の物語に出てくる植物に焦点を当て、ストーリーを楽しむとともに、咲き誇る花やハーブの知識を得ることのできる〈ちょっと変わった〉案内書。取り上げられている作品は『ピーターラビット』『不思議の国のアリス』『秘密の花園』『トムは真夜中の庭で』『さくら通りのメアリー・ポピンズ』『時の旅人』など。
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【出版物】Publication
■トム・デミジョン『黒いアリス』
角川文庫で1976年に邦訳が出た『黒いアリス』については、楠本君恵さんがミッシュマッシュ第4号(2000)で「『黒いアリス』――パロディを生む『アリス』の要素」として論じている。この作品については邦訳が出る7年前に翻訳家の伊藤典夫さんがミステリマガジン1969年9月号の「ミステリ診察室」の欄で詳しく紹介している。その評論が、2025年4月25日に発刊された『伊藤典夫評論集成』(国書刊行会、22,000円、1412ページ)に再録された(pp.723-726)。
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【公演】Performance
■「寺子屋乙女かぶき『本朝不思議之國 夢逢姫』」上演
「松竹・こども歌舞伎スクール寺子屋」で歌舞伎や日本舞踊を学んできた女子生徒に向けた試みとして、2022年に「寺子屋乙女かぶき」と銘打ち、『不思議の国のアリス』をベースにした『本朝不思議之國 夢逢姫』が上演されたことは、本欄のNo.156(Summer, 2022)で紹介した。本作品は2023年に脚本、演出の一部を変更した形で上演され、2025年3月8日には3回目の令和六年度成果披露発表会が歌舞伎座ギャラリー木挽町ホールであった。次回は2026年3月に新しいメンバーを迎えて第4回『本朝不思議之國 夢逢姫』の発表を行う予定とのこと。
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夢逢姫にリンク
【映像】Visual Media
■NHK-BS「世界ふれあい街歩き 900年の大学の街 オックスフォード」
5月13日(火)21:00からNHK-BSで標記番組が放送される。43のコレッジから成るオックスフォード大学。それぞれの歴史と伝統をもつコレッジをめぐり、学生に夢を与える眺望、ルイス・キャロルゆかりの場所を見て、卒業試験に式服で臨んだ学生たちや式服店で服装ルールの厳しさを聞く(撮影2025年1月)。再放送は5月19日(月)午前9時。
NHKにリンク
■映画『スイート・イースト 不思議の国のリリアン』の監督インタビュー
ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』をアメリカの政治状況に置き換えた不思議なファンタジー映画『スイート・イースト 不思議の国のリリアン』の監督ショーン・プライス・ウィリアムズのインタビューの記事が下記サイトにあります。
インタビュー記事
■NHK-BS「芦田愛菜とめぐる「不思議の国のアリス」ワンダーランド」
NHK-BS8Kで3月28日(金)11:00-11:59に「芦田愛菜とめぐる「不思議の国のアリス」ワンダーランド」が放送された。芦田愛菜が「不思議の国のアリス」の謎を探りにイギリスへ!奇妙な住民達、間違いだらけの計算、突然現れるチェシャ猫…荒唐無稽な物語に秘められた作者のメッセージとは?――という内容。この番組の制作にあたりNHKが当協会の安井会長にZoomでインタビューして助言を求めたとのこと。BS8Kでの放送は終了しているが、BSプレミアムでも5月ごろに放送されるらしい。詳しい情報が入ったらこのページに掲載します。
■「アリスとふしぎのくにのベーカリー」でアリスが鏡の国へ
TVアニメ「アリスとふしぎのくにのベーカリー」第31話「かがみのくにのふしぎなおちゃかい/さかさまバターケーキ(The Looking Glass Leap / Backwards Buttercake)」でアリスたちがついに鏡の国に入りこみ、銀の女王が教えてくれた逆さまのレシピで料理に奮闘するエピソードは本欄のNo.163で紹介したが、4月6日(日)12:30からディズニージュニア(CS339)で無料の再放送がある。
ディズニージュニアへリンク
【催し】Events
■京成バラ園で今年もアリスをテーマにした催しを開催
関東最大級バラのテーマパーク「やちよ京成バラ園」でイベント「クイーン オブ ハートのツリーキャッスル」が開かれます。開催期間は2025年4月19日(土)〜6月15日(日)で期間中は無休。バラの見頃は5月上中旬〜6月上中旬。詳細は公式サイトを確認してください。
京成バラ園へリンク
■ヒルトン東京でプティ・ブーランジェリー「アリスのお茶会」
ヒルトン東京で、4月25日より「不思議の国のアリス」の物語から着想を得たパンが主役のアフタヌーンティー『プティ・ブーランジェリー「アリスのお茶会」』を開催する。9種類のパンに加え、物語でもアイコニックな「ドリンク・ミー」やスイーツも登場。
会場:バー&ラウンジZATTA(ヒルトン東京2階)
期間:2025月4月25日〜8月中旬を予定
時間:11:30〜20:00(予約は11:30〜/14:30〜/18:00〜の3部制)
料金:平日6,000円、土・日・祝日6,700円
ヒルトンにリンク
【その他】Other
■百円ショップ〈セリア〉でアリスグッズ
100円ショップのSeriaでディズニーアリスグッズを購入しました。こんなにも多くのグッズが100円ショップで販売されていたのにはびっくりしました。
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