♟♟♟♟♜♞♝♛♚♝♞♜♟♟♟♟
日本ルイス・キャロル協会ホームページ
The Lewis Carroll Society of Japan
♙♙♙♙♖♘♗♕♔♗♘♖♙♙♙♙
What's New お知らせ
❖協会の役員・担当者変更
【会長の交代】
安井会長より健康上の理由から会長辞任のお申出がありました。
通常の役員交代は総会で議案に上程して会員の承認を得ることになっておりますが、協会会則により「第10条 2. 年度内に役員に欠員を生じた場合は、運営委員会がその年度内に限り新役員を任命することができる。」となっております。そこで運営委員会に諮り、2026年までの新会長を任命する提案をしました。候補として、協会連絡先をやって頂いていました三村明さんが、これまで行事参加や研究発表を積極的にやってこられましたし、いま勤務しておられる大学を2026年3月で退職されるとのことで、これまで以上に協会の活動にご尽力頂けるのではないかということで、名前が挙がりました。運営委員会理事5名で審議した結果全員一致で承認され、新会長として任命されましたので、皆さまにご報告致します。安井泉さんは2003年から2025年までの23年間に亘って会長を務めて下さいました。ありがとうございました。今後は三村明新会長のもと、会員一致協力して、日本ルイス・キャロル協会をさらに盛り上げていきましょう。
なお、2026年度の総会における2027〜2029年の役員定期改選において、改めて会員の皆さまの承認を得たいと存じます。
【協会連絡先の変更】
協会連絡先のメール・アドレスおよび住所を変更しました。新しい連絡先はこちら⇒協会連絡先をごらんください。ニューズレターNo.170(Winter, 2026)の最後のページにも記載されています。
▲このメール・アドレスはこれまで同様、会員の住所・メールアドレス・宛名などが変更になったときの連絡や会費納入状況の問合せなどにご使用ください。
▲行事の参加申込、研究発表申込、原稿送付、寄稿などのメールは、ニューズレター等に記載されている担当者アドレスにお送りください。
▲協会入会届・退会届についても、これまでは郵送に限っていましたが、eメールで提出できるように変更しました。
△連絡先の住所は、メールでの連絡・送付ができない場合の郵送先としてご使用ください。
【ミッシュマッシュ投稿先の変更】
LCSJ年会誌『ミッシュマッシュ』の原稿送付先住所が変更になりました。ニューズレターNo.170(Winter, 2026)に同封されている「第28号の原稿募集について」をご参照ください。
また、ミッシュマッシュの編集担当も以下のように変更になりました。
編集主幹:三村明
編集委員:中島俊郎、夏目康子、吉本和弘
【ニューズレター編集長の交代】
すでにお知らせしていますように、特命理事ニューズレター担当が鳥集あすかさんから須藤敦子さんに交代になりました。ニューズレターはNo.169(Autumn, 2025)から須藤新編集長のもとで編集が進められています。
前任の鳥集あすかさんは、No.111(Spring, 2011)〜No.168(Summer, 2025)まで、なんと14年間(58号)に亘って編集を務めてこられました。鳥集さん、ほんとうにご苦労さまでした!
❖ニューズレター Winter, 2026の発行
ニューズレターNo.170(Winter, 2026)が発行されました(12/12)。12月中旬のうちにはお手元に届くはずです。
新年の行事予定、例会報告、研究大会の報告、木場田由利子さんのエッセイなど、情報満載です。Drink Me & Eat Meは投稿のすべてを載せることができなかったので、一部はこのホームページのDrink Me & Eat Me Expressに先行して載せ、次号のニューズレターに掲載します。
同封物は、演劇『ピーターとアリス』のチラシ、ミッシュマッシュ投稿要項、2026年会費用の振込取扱票です。
(振込取扱票やハガキなどの小さい同封物を封筒から取り忘れる方がいらっしゃるようです。ご注意ください)
【本紙の訂正】
下記の箇所で英文のお名前の綴りに誤りがありました。三村明さんと吉本和弘さんお詫び申し上げます。
p.3 MIURA(誤) → MIMURA(正)
p.6 YOSHMOTO(誤) → YOSHIMOTO(正)
2025年度会費未納の方は至急納入してください。
協会会計は経費の約85%を占める印刷代・郵送料の高騰により、活動経費を賄うのにとても厳しい状態です。
❖《キャロル通信》再開
▲会員の皆さまにメールで情報をお送りする《キャロル通信》は、送信トラブルが起きやすくなって一時中止していました。2025年11月から新しいメールアドレスで試行してみて、特に問題は起きていないようですので、このまま続けます。
▲もし受信できていない会員の方は、ここにご連絡ください。
▲なお、お使いのメールソフトの側で「迷惑メール」のフォルダに振り分けられることがありますので、ご確認の上、設定の見直しをご検討ください。
▲また、メールは届いているが今後は別のアドレスに送って欲しい場合も、新旧のアドレスを併記してご連絡いただければ対応します。
❖2026年の例会の予定
例会は、会員の研究発表だけが目的ではなく、協会設立趣旨にもあるとおり会員間の情報交換と親睦の場でもあり、そのための時間もじゅうぶんにとっています。事前申込は不要です。遠隔地の方、外出が困難な方などの参加も考慮して、オンライン(zoom)でも出席できるようにしています。どうぞご利用ください。
❖1月例会
日時:1月31日(土)13:30〜
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催※)
発表者:大城望
題目:庭園を通してみる成長物語としてのアリス
Subject: Alice's Inner Growth Observed Through the Concept of the Garden
内容:不思議の国のアリス、鏡の国のアリスには2つともに庭園が出てきます。しかし、2つの庭園が物語の中で果たす役割は異なるものです。庭園という要素から成長物語として、不思議の国のアリス、鏡の国のアリスを考えていきます。
タイムスケジュール(予定):
- 13:00 開場
- 13:30 開会・自己紹介・情報交換・休憩
- 14:45 発表・質疑応答
- 16:15 閉会
懇親会:例会終了後、対面参加の有志で2時間ほど懇親会を開催します。
喋り足りなかった方はここで大いに語ってください。
(事前申込不要。当日会場で参加者を募ります)
※オンラインの入室方法(URL、ID、パスコード)は大会・読書会と同じです。ニューズレターを参照してください。
❖3月例会
日時:3月28日(土)13:30〜
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催※)
発表者:大国孝正
題目:「アリス」二篇と三つの詩
Subject: Alice Stories and the Three Verses
内容:『不思議の国のアリス』及び『鏡の国のアリス』について、その人気の要因としてよく言及されるのが「教訓性の不在」です。実際に、教訓が見当たらないだけでなく、たとえば『不思議の国』の公爵夫人のような教訓ずくめの人物を揶揄するような一節があったり、堅苦しい教訓詩は徹底的にパロディ化されます。さらに「神」の存在や「感傷性」ともほぼ無縁であり、これらは皆純粋なノンセンスの世界とは相容れない要素と考えられます。しかしながら、よく読み返してみると、純粋にアリス・リデルたち姉妹を喜ばせたいとの気持ちから半ば自然発生的に生まれてきた『不思議の国』に対し『鏡の国』に於いては作者キャロルの内面に芸術家としての自負のようなものの萌芽が感じられ、その結果、極めて微量ながら読者をしんみりとさせる感傷的要素も認められます。その意味で『鏡の国』は、依然ノンセンスと言語遊戯の世界に遊びつつもキャロル内面の心情的変化から生じる感傷性をも仄かに感じさせ、危ういバランスを保った稀有な物語と言えましょう。
また、『不思議の国』には序詩が、『鏡の国』には序詩と跋詩が添えられており、これら三つの詩は、キャロルの心情を反映してか、『アリス』本編とはまた異なった、それぞれに味わい深い芸術性を持ち、詩人としてのキャロルを際立たせた韻文となっています。今回は『アリス』の感傷性と三つの詩についての考察を、若干の朗読も交えてお話ししたいと思います。
タイムスケジュール(予定):
- 13:00 開場
- 13:30 開会・自己紹介・情報交換・休憩
- 14:45 発表・質疑応答
- 16:15 閉会
懇親会:例会終了後、対面参加の有志で2時間ほど懇親会を開催します。
喋り足りなかった方はここで大いに語ってください。
(事前申込不要。当日会場で参加者を募ります)
※オンラインの入室方法(URL、ID、パスコード)は大会・読書会と同じです。ニューズレターを参照してください。
❖5月例会
日時:5月30日(土)13:30〜
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催※)
発表:募集中! ニューズレターSpring号で告知するため、3月上旬までにお申込みください。
発表内容は独自の研究の成果だけに限っていません。詳細は⇒原稿・発表の募集を参照
例会は、会員がご自分の研究を他の会員たちに向けて発表できる場として設けられた会合で、会員の自主的な発表申込により成り立っています。事務局が演者を選定してお話を依頼する講演会とは異なります。昨今、発表申込数が激減していて協会の行事運営に支障をきたしています。ご自身の研究の完成度を気にされて発表をためらっておられる方でも、例会で発表することにより、他の会員の方のご意見・助言で研究方向が定まることもありますので、一度みなさんの声を聴く機会をもってみてください。
【参考】過去の例会の発表題目
これまでの行事概要はこの下↓をご欄ください。
Activity Reports 事業報告
《2025年度》
❖クリスマス・パーティの報告
下記の通りクリスマス・パーティを開催しました。
日時:12月13日(土)15:00〜18:30
会場:ガレリア カフェ ユー(文京区大塚)
会費:5,000円
参加者:9名
パーティを盛り上げるために、以下の企画でみなさんに喋って頂きました。
Party企画:5分で「わたし」を語る
以下の中からひとつ選んで、5分以内で語ってください
(A) 今年楽しめた作品(本・映像・演劇など)
(B) 最近はまっていること(マイブーム)
(C) 自慢したい今年の成果
(D) いま推しの俳優・ミュージシャン
(E) 来年こそやりたいこと
会場へのアクセス:Galleria Caffé U_U(ガレリア カフェ ユー)
(文京区大塚3-5-4-B1F、電話 03-3944-2356)
地下鉄丸ノ内線「茗荷谷(みょうがだに)」駅下車。
1番出口から出て横断歩道を渡り、左方向に春日通りに沿って徒歩5分。
「大塚二丁目」のバス停を過ぎてすぐ右手のビルのB1F。
(お茶の水女子大の門の真向かいのビル)
❖研究大会の報告
下記の通り開催しました。
日時:10月25日(土)10:25〜17:30(10:00受付開始)
会場:タワーホール船堀 3階307会議室 (オンラインとの並行開催)
開催概要:ここから大会プログラム(PDF)をダウンロードできます
- 口頭発表 (10:30/13:30/14:00)
- 三村 明 『アリス』の語り手はどこにいる
- 夏目康子 『となりのトトロ』における「アリス」的世界と非「アリス」的世界――ファンタジーの原点とは
- 吉本和弘 パントマイム劇としての『アリス』(オンライン発表)
- Special Talk (12:30-13:30)
- 楠本君恵、門馬義幸 ルイス・キャロルの世界――コレクション・協会の誕生・今後の展望
- 円卓討論会 (15:30-17:30)
- 全員参加企画 日本ルイス・キャロル協会の今後の展望
- 総会(11:00-11:30)
- 懇親会(18:00-20:00)事前申込:会費 5,000円
参加者:対面25名、オンライン5名
❖ミッシュマッシュ第27号が発行されました
ミッシュマッシュが10月21日に発行されました。
第27号の目次にリンク
❖ニューズレター Autumn,2025の発行
ニューズレターNo.169(Autumn, 2025)が発行されました(9/24)。須藤新編集長の手になる最初の号です。9月末までにはお手元に届いているはずです。
例会・読書会・ティーパーティの報告、夏目康子さん、門馬義幸さん、吉本和弘さんのエッセイと、情報が満載です。
大会プログラム・総会資料・大会出欠届ハガキが同封されています。
❖9月例会の報告
予定していた安井泉さんの発表が健康上の理由で延期になったので、発表者を変更して、下記の通り開催しました。
日時:9月27日(土)13:30〜
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催)
発表者:佐藤正明
題目:動詞+副詞の感情表現からアリスの心の動きを読み解く
Subject: Deciphering of Alice's Emotions Expressed by Verbs with Adverbs
内容:Alice's Adventures in Wonderlandを原文でじっくり読むと、作品の特徴として言葉遊びや奇妙な物語展開、不思議な登場人物だけでなく、アリスの感情の動きが生き生きと表現されていることに気づく。そうした感情表現を動詞+副詞の単位の句に絞って読み解いた。
参加者:11名(内、オンライン参加:4名)
❖ニューズレター Summer,2025の発行
ニューズレターNo.168(Summer, 2025)が発行されました(8/11)。今号も情報満載です。
ニューズレターを2011年Spring号(No.111)から14年間(58号)編集してこられた鳥集あすかさんが、この号をもって退任されます。次号から須藤敦子さんが編集の任に当たります。
❖7月ティー・パーティの報告
恒例のティー・パーティを開催しました。
スコーンとスウィーツでアフタヌーン・ティーを楽しみながら、七月の午後のひと時を楽しく語り合いました。
飲食の準備ができるまでのあいだ、ヘンリー・サヴィル・クラークのミュージカル『Alice in Wonderland』を2020年にケント大学で再現上演したものをYouTubeで楽しみました。

日時:7月5日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 3階306会議室
Party企画:「わたしの好きなイラストレーター」
アリスやキャロル作品に限定せず、各自好きなイラストレーターをひとり挙げ、作品を見せながら、その素晴らしさを語りました。
形式:対面/オンライン並行開催
会費:2,000円
参加者:11名(オンライン参加なし)
❖5月例会の報告
下記の通り開催しました。
日時:5月31日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催)
発表者:佐藤正明 Speaker: Masaaki SATO
題目:平成期の女性翻訳者訳『不思議の国のアリス』におけるアリスの「女ことば」
Subject: Alice’s Feminine Speeches in Japanese Female Translators' Works of Alice in Wonderland
内容:女性の会話の語尾が「わ」「ね」「よ」になるような所謂「女ことば」は実社会やドラマでは急速に廃れてきているが、翻訳の小説では依然として使われているようである。平成期の女性翻訳者10名の訳書を取り上げ、アリスの言葉遣いがどのように訳されているかを比較した。
参加者:9名(内オンライン参加:3名)
❖ニューズレター Spring,2025の発行
ニューズレターNo.167(Spring, 2025)が発行されました(4/29)。5月初旬にお手元に届くはずです。今号も情報満載です。
7月までの行事予定と大会(10/25)研究発表申込要領が掲載されています。また2024年度決算報告が同封されています。
❖3月例会の報告
下記の通り開催しました。
日時:3月29日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催)
発表者:木達也 Speaker: Tatsuya TAKAGI
題目:パズルを解いて読むアリス
Subject: Reading Alice's stories while solving the puzzles
内容:パズルを解きながら読むとアリスやスナークの見方が広がるという話です。ウェブサイトのnoteに「月草」の名で書いた記事から『鏡の国のアリス』のチェス問題を中心に取り上げました。
参加者:8名(内オンライン参加:2名)
❖1月例会の報告
下記の通り開催しました。
日時:1月25日(土)13:30〜16:15
会場:タワーホール船堀 3階306会議室 (オンラインとの並行開催)
発表者:安井泉 Speaker: Izumi YASUI
題目:『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』をつらぬく 鏡像という逆転の世界―(2)
Subject: Alice’s Adventures in Wonderland and Through the Looking-Glass and What Alice Found There: the inverted world of the mirror image(2)
内容:『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』に現れる様々なエピソードは、めちゃくちゃではない。鏡像へと向かっている。あからさまに鏡像と言えるものから、そうかもしれないというものまで、「鏡像」の濃淡はさまざまである。幾多のエピソードが「鏡像」に収斂するのではと考え始めると、「公爵夫人はなぜ赤ん坊に乱暴なのか」、「汽車の中でアリスが乗客にいろいろ言われる理不尽さ」「なぜ多量の胡椒」などのエピソードの一つ一つが、「鏡像」という筋が一本通っているものと思えてくる。日本ルイス・キャロル協会 第29回大会(2024年10月26日)での発表の続きである。大会での発表を聞いた人にも、聞かなかった人にもわかるように話を進めることにします。
参加者:11名(内オンライン参加:4名)
❖ニューズレター Winter,2025の発行
ニューズレターNo.166(Winter, 2025)が発行されました(12/29)。12月末〜1月初旬にお手元に届いているはずです。今号も情報満載です。
ミッシュマッシュ原稿募集要領と会費納入用の振込用紙が同封されています。会費はなるべく年初に納入してください。
《2019年度〜2024年度 実施行事概要》
オンライン読書会
2023年2月からオンラインの読書会を開催しています(2月・4月・6月・8月・11月に開催の予定)。
❖読書会開催のお知らせ
◆2026年第1回読書会
開催日時:2026年2月21日(土)13:30〜15:30
課題図書:『点子ちゃんとアントン』エーリッヒ・ケストナー(岩波少年文庫、岩波書店ケストナー少年文学全集3)
発表者:佐藤正明
内容:1930年代のベルリンが舞台。お金持ちの家の点子は、生活環境のまったくちがうアントンとは大の仲良し。点子はおかしな行動や発言で周囲を戸惑わせるのだが、やがて彼女の行動がきっかけで両親とのあいだの問題があきらかになり――
◆2026年の読書会の予定◆
課題図書(テーマ:少女)
1.『点子ちゃんとアントン』エーリッヒ・ケストナー(1931、ドイツ)
2.『マチルダは小さな大天才』ロアルド・ダアール(1988、イギリス)
3.『クローディアの秘密』E・L・カニグズバーグ(1967、アメリカ)
4.『長くつ下のピッピ』アストリッド・リンドグレーン(1945、スウェーデン)
5.『家なき娘』エトール・アンリ・マロ(1893、フランス)
(2以降の開催は順不同・担当者未定・日にち未定です。開催時に、次回担当したい作品がある方は手を挙げていただき、話し合いで担当者と開催日を決めます)
◆開催担当と開催形式◆
オンライン読書会プロジェクト・リーダー:佐藤千夏 特命理事
開催形式:オンライン(Zoom)開催
・ニューズレターに記載されている例会と同じ方法でZoomに入室してください。
(パソコンやスマホでご自宅などから手軽に参加できます。途中で退席することもできます)
・Zoomミーティングについては、この欄の下に↓くわしい説明があります。
◆読書会開催の趣旨・特長◆
- この行事は全会員に向けて2022年に実施した「協会活動見直しのためのアンケート」(回収43名)に寄せられたご意見を参考にして、協会活性化のためプロジェクトチームで企画開催しているものです。課題図書はアリスやキャロルに関したものに限らず、読みやすいものを選んで、行事参加の入口にしてもらいたいと思っています。読んだことのなかった意外な名作に出会う機会にもなるでしょう。
- 会員同士で気軽に会話をしてみたい方、例会は発表内容が難しそうだと参加をためらっておられる方、試しにこのオンライン行事にご参加を! あなたが知らなかった協会の活動の側面、会員の方の意外な一面を垣間見られるはずです。
- 発言せず、視聴するだけの参加もOK。ビデオOFFでも可。本を読んでいなくても、持っていなくても結構です。事前参加申込みは不要です。
❖読書会の報告
下記の通り開催しました。
日時:2025年11月23日(日)15:00〜
課題図書:ミヒャエル・エンデ『モモ』(岩波書店)
発表者:石坂円花
内容:時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語の魅力についてみんなで語り合いました。
参加者:7名
日時:2025年8月30日(土)13:30〜
課題図書:アリソン・アトリー『時の旅人』(岩波少年文庫、評論社児童図書館・文学の部屋)
発表者:池田萌
内容:病気療養のため、母方の古い農場にやってきたペネロピ―は、ふとしたことから16世紀の荘園に迷い込む。王位継承権をめぐる歴史上の大事件にまきこまれた少女の、時をこえた冒険の魅力をみんなで語り合いました。英国の植物、ハーブ、文化についての作品の描写と発表者の詳細な説明がとても好評でした。
参加者:6名
日時:2025年6月21日(土)13:30〜
課題図書:筒井康隆『時をかける少女』(角川文庫、角川つばさ文庫)
発表者:佐藤千夏
内容:中学3年生の芳山和子は放課後の理科実験室で物音を聞き、中で割れた試験管を見つけるが、漂うラベンダーのような匂いを嗅いで気を失う。意識を回復してから彼女の身の回りで不思議な事件が立て続けに起こる。どうやら時を自在に超える能力を身につけたらしい。――1965〜66年に学習雑誌に連載され、1983年には原田知世主演で映画化されて、いまも読み継がれる学園小説の魅力をみんなで語り合いました。
参加者:5名
日時:2025年4月26日(土)13:30〜
課題図書:ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』(創元推理文庫、ハヤカワ文庫、偕成社文庫、偕成社少女ロマン・ブックスほか)
発表者:佐藤正明
内容:売れない画家イーベンは冬のある日ジェニーと名のる少女とであう。少女は別れぎわに「わたしが大きくなるまで待っていてほしいの」と言った。そしてまぼろしの少女との時をこえた恋がはじまる。ジェニファー・ジョーンズ主演の名画(1948年)の原作を、時間の流れを軸に参加者の皆さんと語り合いました。
参加者:3名
日時:2025年2月22日(土)13:30〜
課題図書:フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』
発表者:大城望
内容:はしかにかかった弟から離すため、遠隔地に住むおじさん・おばさんのいるアパートにしばらく住むことになったトムは、そこの古い大時計が夜中の12時に13回時を打つことに気づいた。アパートの裏口から外に出てみると、そこにはあるはずのない広い庭があった――。名作タイムスリップファンタジーを読んだ参加者がそこにどのような感想を抱いたのか、話し合った。
参加者:8名
《2023-2024年度 実施概要》
オンライン行事(Zoomミーティング)について
Zoomミーティングに参加される方は、一度はこの欄に目を通してください。分からない点があったら、参加してから質問してください。
- Zoomは、パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれでも利用できるコミュニケーション・アプリで、導入・操作は簡単です。
- カメラ・マイクのないパソコンでも、画像と音声は受信でき、キーボードによる文字入力で発言(チャット)もできます)
- 2021年1月から導入したZoomミーティングは2年間で13回となり(内2回は対面と併用)、全国から45名もの会員が参加しています。
- Zoomミーティングの開催内容はその都度、このページと同報メール《キャロル通信》でお知らせしています。
- 入室用のURL・ミーティングID・パスコードは協会の行事すべてで共通です。ニューズレターのスケジュールページをご参照ください。
- Zoomが初めての方は、事前に《キャロル通信》に記載のURLをクリックして、その画面の指示に従って、自分の機器にアプリ(Zoom client)をダウンロード、インストールしてください。
- Zoomミーティングに参加するためのURL・ミーティングID・パスコードは原則として毎回と同じですが、《キャロル通信》でも再度お知らせします。
- 《キャロル通信》のメールに記載のURLをクリックしてもZoomが起動しないときは、こちらを参照してください。
- Zoomの導入・接続方法は、ニューズレターNo.150(Winter, 2021)のp.2にも記載されています。修正してこちらに掲載。
- Zoom使用時のさまざまな機能(メニュー)は、マウスカーソルを動かすかまたは画面をタッチすると画面の上下に表示されます。
- 自宅のリアルな背景を映したくないときは、バーチャル背景を利用することができます。Zoomの「バーチャル背景」の使い方はこちらです。
- ミーティング中の録音・録画およびスクリーンショット(画面保存)はご遠慮ください。
- 入室時の参加者確認のため、本名(協会刊行物の送付先宛名)での参加をお願いします(英字表記でも可)。
名前の変更は、自分の画像の左下に表示されている名前にカーソルをもっていき、右クリックで出てくるメニューから「名前の変更(Rename)」を選んで行います。
原稿・発表の募集
❖ニューズレターThe Looking-Glass Letterの原稿募集
季刊の情報紙The Looking-Glass Letterの原稿を募集しています。エッセイ・書評・報告など、協会の情報紙に相応しいものなら何でも大歓迎です。
情報欄Drink Me & Eat Meへの情報もお寄せください。読んだ方が興味を持ち、情報先にたどり着けるよう、URLや写真だけでなく説明がついていると親切です。
寄稿先のメール・アドレスはニューズレターの最終ページに記載されています。
紙面スペースに限りがあるので、最新号に掲載できないこともあります。ご承知おきください。
❖例会の発表者募集
協会では会員の研究発表の場として、毎年1月・3月・5月・9月に例会を開催しています(原則として最終土曜の午後)。
すでに2026年3月までの発表者は決まっています。早目に5月以降の発表にご応募ください。
発表時間は1時間前後。形式は対面(東京)、オンライン(Zoom)のどちらでも選択できます。
発表を希望される方は、メールに氏名、題目、希望発表月、対面・オンラインの区別を記載の上、ここにご連絡ください。
例会の発表内容は、独自の研究の成果だけに限っていません。ある分野の研究を包括的にまとめた「総説」、研究途上でまだ明確な結論の出ていない「短報」、埋もれた資料や知られていない書籍の「紹介」、海外留学や紀行の「体験談」など、アリスやキャロルや英国文化などに関する幅広い内容を求めています。
例会発表は、大会発表にくらべて発表・質疑応答の時間がたっぷりとれるため充実した討論ができます。
会員のみなさんのコメントによって研究をさらにブラッシュアップする機会にもなります。ぜひご応募ください。
これまでの例会発表の題目リスト
❖年会誌『ミッシュマッシュ』第28号の原稿募集
募集要領の概要は下記の通りですが、ニューズレターNo.170(Winter, 2026)に同封したものに詳しく記載していますので、必ずそちらを参照してください。
- 原稿締切り:令和8年6月30日必着[発行予定 令和8年11月1日]
- 原稿の形式:別紙「『ミッシュマッシュ』執筆要項 ひな形」を参照ください。
- 原稿制限:できあがり上限は原則として20ページ以内とする。
- 原稿の応募:「『ミッシュマッシュ』執筆要項 ひな形」の原稿形式による打ち出し原稿を郵送にて2部提出する。
- 留意事項:前回より、ワードファイルも併せて提出して頂いています。印刷所との打ち合わせなどに使用します。
- 原稿の内容:「ごたまぜ」の誌名のとおり、協会の年会誌として相応しいものであるなら、学究的な論文、エッセー、絵画などが応募可能です。編集委員会は、執筆者に対して、内容の誤り等についての修正依頼に加えて、本誌の趣旨に大きく反していると思われる原稿についても、修正あるいは部分的削除を要請する場合があります(以下、査読という)。あらかじめ、ご承知おき下さい。最終原稿の提出をPDFでお願いすることになります。フォント埋め込みのPDFファイルの作成が不安な方は、Wordのファイルでお送りください。さまざまな分野の論考が集まりますが、参考書目をそれぞれの分野の書式で論文末にまとめて書いてください。
- 応募資格:原稿応募の時点において本協会の会員であること。
❖第30回大会の発表者募集
以下は2025年に開催された第30回大会の発表者募集概要です。
2026年開催予定の第31回大会の発表者募集要項は、ニューズレターNo.171(Spring, 2026)でお知らせします。
- 日時:2025年10月25日(土)10:30〜17:30
- 会場:タワーホール船堀 3階307会議室(Zoomによるオンラインと並行開催)
- 口頭発表(発表25分、質疑応答5分)
- 展示発表(ポスター発表、蒐集品・自作品展示等※。発表時間は午後)
※アリス、キャロルに係る自作品であれば絵画・イラストやトールペイント、ダイヤモンドアート、スクラッチボードアート、刺繍、塗り絵、手芸品などの展示も大歓迎
- 口頭発表:7月31日(木)
- 展示発表:8月31日(日)
- 口頭発表:締切日前でも、口頭発表申込が6件に達した時点で受付を終了します。ただし、協会の例会・大会での発表が初めての方については、他に優先枠を1名設け、申込が6件に達したあとでも、先着1名の申込みを受け付けます。
- 展示発表:申込件数が多くて開催時間内に収まらないときは、発表をご辞退いただく場合があります。
eメールあるいは郵送で下記項目をご連絡下さい(連絡先はニューズレターに記載)。
・氏名(ふりがな)
・発表形式:口頭発表/展示発表
・発表題目
(以下、口頭発表の場合)
≫発表希望時間:午前中/午後/いずれも可能
≫発表形式:対面/オンライン
≫使用機材(具体的にご記載ください)…実体投影機(書画プロジェクター)等は使用できません。
ホームページの便利な使い方
❖ページ更新方法
前回ホームページ閲覧時に保存されたキャッシュデータ(一時データ)が再表示される場合があります。
各ページごとにブラウザの更新ボタン ⟳ をクリックして(WindowsではF5キーも有効)、最新データを読み込んでみてください。
❖活動実績データベースのご案内
このホームページでは、過去の活動実績をデータベース化し、フリー・キーワードによる検索機能を付けて利用しやすいようにしています。
◆会合
【月例会等】発表題目(2000年以降)
【研究大会】発表題目(2000年以降)
◆刊行物
【年会誌】MISCHMASCH 目次(創刊号〜最新号、特別号;英文ジャーナルを含む)
【ニューズレター】The Looking-Glass Letter 記事タイトル(2006年以降)
ご自身の研究を進めるに当たって先行研究を調査するときや、記事を再読するために掲載号を調べるときなどにご活用ください。
いずれも、トップ・メニューの「活動内容」からリンクしています。
❖Drink Me & Eat Me Onlineの機能向上
会員専用の情報ページDrink Me & Eat Me Onlineは2010年Spring号から掲載開始し、2022年Summer号で50回になりました。
★各号をスムーズにブラウジングできるよう、ページの上に[前の号へ] [次の号へ]のリンクを付けるとともに、最下行に[TOPへ]のリンクを付けてページの頭に戻れるようにしました。
★50回のDrink Me & Eat Me Onlineに掲載された書籍情報は250件以上、DVD情報は50件以上にのぼっており、これを有効活用できるよう、検索機能付きのデータベースを作成しました。Drink Me & Eat Me Onlineトップページからリンクしています。
❖ページトップのメニューをご活用ください
〈協会概要〉「沿革」には協会設立以来のさまざまな歴史が記録されています。
〈活動内容〉過去の例会・大会の発表タイトルや年会誌MISCHMASCHの目次、ニューズレターの記事タイトルを見ることができます。(検索機能付き)
〈リンク〉20名以上の会員のWebサイトなどへのリンクがあります。
〈会員の著書〉30名以上の会員の著書・訳書、約100冊の情報があります。適宜情報を追加しています。
❖協会ホームページの背景色変更のお知らせ
これまで白色だった背景の色を、目に優しいレモン・シフォンに変更しました(いまのこのページの色です)。
ただし、背景色を設定している共通ファイルが以前読み込んだまま使われて、最新版を再読み込み(リロード)せず、他のページでは白色のままの場合があります。
強制的に再読み込み(スーパーリロード)をさせるには、このページを表示したままキーボードで以下の操作を行ってみてください(+は、前後のキーを同時に押すことを表します)。うまくいかない場合でも背景が白いだけで、閲覧に支障はありません。
【Windowsの場合】[Ctrl]+[F5] または [Shift]+[F5]
【Macの場合】[Command]+[R] または [Command]+[Shift]+[R]
【タブレット、スマホの場合】この方法は使えませんが、設定で閲覧履歴やキャッシュデータの消去を行うと、再読み込みされることがあります。
❖会員の連絡先変更はすみやかにご連絡ください
▣ 住所が変わった方はすぐに協会連絡先にご連絡ください。
連絡が遅れると、定期刊行物が旧住所に送られてしまいます。
▣ メールアドレスを変更したらすぐに協会連絡先にご連絡ください。
eメールによる「キャロル通信」を不定期でお送りしています。
キャロル通信 <eメール>
不定期刊のお知らせを、協会に届出たeメールアドレスにお送りします。
行事の開催日が近づいていることを気付いていただくためや、ニューズレター発行時には決まっていなかったことをお伝えするためなどにお送りしています。
メールアドレスを届出ていない場合や変更した場合は、協会連絡先のアドレスにお知らせください。
(メールアドレスは、パソコン・タブレット・スマートフォン・携帯電話いずれのものでも結構です)
Drink Me & Eat Me Express
この欄は、会員の最近の活動のほか、会期が近い催し物や放送日が迫っているTV番組、新刊書籍・雑誌などを、速報でお知らせするものです。
そのほかのアリス、キャロル等に関する情報は季刊のニューズレターでお知らせし、同じ内容をOnline版にも掲載しています。
なお、ニューズレターの紙面スペースに限りがあるので、最新号に掲載できないこともあります。ご承知おきください。
【お断り】この欄は一般公開しているため、掲載している記事の情報提供者名は個人情報秘匿の観点から原則として記載していません。ニューズレター掲載時には記載します。
【会員のニュース】Member's Activity
■ALICE'S ADVENTURES IN WONDERLAND豪華本出版
2025年12月末にスペインのSumma社から発刊予定のAlice's Adventures in Wonderlandは、スペインの画家Felipe Alarcón Echeniqueによるオリジナルの挿絵がつけられ、原文は協会海外会員でもあるMark Bursteinさんが1897年版を忠実に再現している。キャロルの綴字法や独自の表記はすべて維持されている。ジークレー・プリントの13葉の挿絵はエプソンウルトラクロム無機顔料で印刷され、挿絵画家のサイン入り。テキストはバスカビル体とエアワン体で組まれている。
この版は完全な限定出版で、14部にはローマ数字のI〜XIXがふられ、、ジークレー・プリント13葉、画家による下絵1葉、追加のサプライズ1点を含んでいる。50部にはアラビア数字の1〜50がふられ、ジークレー・プリント13葉を含んでいる。5部にはAP/1〜AP/5がふられ、画家と寄与者のためのもの。1部はスペイン国立図書館用である。
さらにこの版には17点のモノクロのイラストが付けられている。画家のこの非凡な作品にも目を向けて欲しい。彼は魔術的リアリズムの影響を受けたネオキュビスム・スタイルによって、1年におよぶ熱の籠った努力の末に、新しい、独特の、新鮮で革新的なキャロルのアリス像を作り上げている。
販売価格は、ローマ数字版が2,800ユーロ、アラビア数字版が2,400ユーロ。北米ルイス・キャロル協会(LCSNA)会員は1割引になる。
SUMMA社へリンク
【映像】Visual Media
■再放送決定! NHK「芦田愛菜とめぐる「不思議の国のアリス」ワンダーランド」
「芦田愛菜とめぐる「不思議の国のアリス」ワンダーランド」がBSで再放送される。BSP4Kで2025/12/29(月)16:03から、NHK BSで2026/1/4(日)6:00amから。芦田愛菜が「不思議の国のアリス」の謎を探りにイギリスへ!奇妙な住民達、間違いだらけの計算、突然現れるチェシャ猫…荒唐無稽な物語に秘められた作者のメッセージとは?。
NHKへリンク
【催し】Event
■アリスのストロベリーアフタヌーンティー
大阪の「心斎橋セントグレースヴィラ」で2026/1/9〜3/15に「マクミラン・アリス」とコラボしたアフタヌーンティーが開かれる。開催日時は公式サイトを参照のこと。
公式サイトにリンク
【出版物】Publications
■『鏡の国の生き物をつくる SFで踏み出す鏡像生命学の世界』
鏡像生命をテーマに、プロのSF作家による書き下ろし小説を収録したSFアンソロジー『鏡の国の生き物をつくる SFで踏み出す鏡像生命学の世界』(日刊工業新聞社、1,980円)。見た目は同じ、知性も同じ、しかし分子構造は鏡写しのように反対、そんな生き物をつくろうとする研究が進んでいる。鏡像生命学と呼ばれるこの研究は、医療や化学分野に革新をもたらす一方、危険性も指摘されている。鏡像生命をテーマに、研究者たちが最前線の状況を、5人のSF作家が未来と可能性を描く。著者:茜灯里、柞刈湯葉、瀬名秀明、麦原遼、八島游舷。
アマゾンにリンク
■Eric Kincaid挿絵の『不思議の国のアリス』別版
黒髪のアリス・リデルをモデルにした挿絵が満載の『不思議の国のアリス』をニューズレターNo.167のDrink Me欄で紹介した。これは9章、10章を省いたアブリッジ版であったが、1988年に英国Brimaxで発刊された版では9章、10章が掲載されており、Gryphon, Mock Turtle, Lobsterの絵もたっぷり入っている。残念ながら、本文中で目が覚めたアリスがお茶に行ったあとの姉の描写約1ページはカットされている。それ以外はコンプリートのようである。画像左はBrimaxの1990年版、右は1993年版。表紙絵が異なるだけで本文は同一であるが、目次のノンブル表記が1993年版では間違って4ページ大きくなっている。
■『はじめてのえいご・めいさくどうわ ふしぎの国のアリス』
ちょっと古い出版物だが『はじめてのえいご・めいさくどうわ 18 ふしぎの国のアリス』(キープ株ュ売、2004年)を紹介する。日本語と英語を収録しており、絵本+DVD+CDの版(680円)と絵本+CDの版(500円)の2種類がある。絵本はページの厚いボードブックで44ページ。絵:木村正人、文:柿沼美浩。日本語と英語が併記されている。公爵夫人や偽ウミガメは出てこないが、大筋はたどっている。DVDには絵本と同じ内容の約10分のアニメが収録されている。音声は英・日切替。字幕は英・日の切替と同時表示が可能。CDには音声入りのデジタル絵本が収録されておりWindows、Macintoshで再生可能。
アマゾンにリンク(絵本+CD)
アマゾンにリンク(絵本+DVD+CD)
【その他】Others
■アリスのパフェ
大丸東京店 1階食品売場に出店しているスイーツショップ「PATISSERIE ANNIVEL(パティスリーアニヴェル)」でディズニーアニメをイメージしたケーキやパフェが販売されている。『ふしぎの国のアリス』をイメージしているパフェはタン・メルヴェイユー(カシスとグレープフルーツのブラック&ホワイトパル)。税込み1,296円。
アニヴェルのサイトにリンク
■「グラフィック猫首輪 ふしぎの国」3種類販売中
猫用品の企画・製造・販売をしている「ぽぽねこ」で、アリスをイメージしたデザインの猫の首輪「グラフィック猫首輪 ふしぎの国」3種類が販売されている(トランプ、にやり猫、お茶会)。1個¥1,990、3個セットだと¥4,990。サイズは、S、M、L、LL。限定モデル。
ぽぽねこにリンク
Drink Me & Eat Me Online <Web magazine>
★ニューズレターに掲載したDrink Me & Eat Meの情報にURLが増えたことから、情報先に簡単にアクセスできるように2010年4月に始めた会員専用ページです。ニューズレターに記載されているこのサイトのURLからアクセスし、ブラウザのお気に入りに登録してください。
★ここに掲載された書籍情報は250件以上、DVD情報は50件以上あります。これらを利用しやすいように、検索機能付きのデータベースを作成しました。Drink Me & Eat Me Onlineトップページから入れます。
★ニューズレター発行に間に合わなかった記事は適宜Drink Me & Eat Me Onlineのページに掲載していますが、追加したことが分かるように★をつけています。追加した記事は次号ニューズレターにも掲載しています。
[TOPへ]

ホーム 協会概要 活動内容 入会案内 リンク 会員の著書 会則 会員規定 English page
Copyright © 2004 The Lewis Carroll Society of Japan.